[020902]
CFリーダ・ライタを、買いました.
普段はあまり寄らない店で、プリンタ・ポート経由方式のCF(Compact Flash memory)カード・リーダ・ライタ(「コダック デジタルカメラ用CFカード・リーダ転送キット(Win版)」。勿論、ジャンク品)を見付けました。\1,980だったので、迷わず購入。(外箱には、標準価格(税別)\19,800と書いてあった)
"ソフト的(?)には大変使い易いけど、ハード的には甚だ扱い難い代物"と思ったのですが、電源供給部を少し手直ししたら、随分使い勝手がよくなりました。
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本体の雰囲気・機能など.
本体ケースは(ケーブルも)黒色で、Kodakマークが赤文字。白文字もあしらってあり、何だかホストとしてThinkPadを意識したような色使いです。(なかなか、似合ってる!)
「Bi-Directional」レベル以上のプリンタ・ポートなら、問題無く繋がるようで、CFはSCSIのリムーバブル・ディスク扱いになっています。
試しに、TP560Eにセットして、CFの8MBから512MBまでを順次差し替えて見ましたが、いずれも、読み書きはまったく問題無し!更に、取り出しの待ち時間が不要なのが、大変有り難い!
実は、最近、メイン機TP560EのPCカード・スロットでのCFの出し入れに、随分時間が掛かるようになって困っていました。それで、"こいつは、助かる!"と思ったわけ。
でも、機構的には何とも使い難い。プリンタ・ケーブルが太い上に、電源プラグやコードも甚だ邪魔。オマケに、ノイズ・フィルタがゴロンゴロン! で、そのコードも1.2mと、中途半端な短かさ(長さ?)。
(もうチッと工夫して欲しかった。他社デジカメの電源供給方式なんかも参考にしてくれてたらなぁ...)
電源部ちょいと手直し.
設計が終わっているものに文句を付けても始まりませんから、自分で気に入るように修正してみましょう。
電源は、マウス/キーボード用端子から取る事にして、内部の配線を変更。
まず、50cm位の黒色系統のマウス・コードと、PS2用分岐コネクタを、ジャンク箱から探し出して来ました。
マウス・コードは、予めどの線が電源(+5VとGND)線かを、テスタで確認。これを、"横取り式電源コード"として使用します。
次に、CFリーダ・ライタのケースを開いて、コードを引出す孔を(斜めに)穿ちます。(これには、半田鏝と丸細やすり、バリ取りにカッタ・ナイフを使いました)
後は、マウス・コードの電源線を、電源ジャック(の裏側)に半田付け。ついでに、基板の適所に空きホールがあったので、そこにナイロン(?)のテグスを通してコードを縛り付けて固定しました。
電源コードが、少し横に飛び出すのが気になりますが、概ねスマートになりました。(これで、出口側がSCSIコネクタだったら、最高なんですがねぇ...)
雑談-分岐コネクタの看板に偽り?
これをTP560Eで使うべく、マウス・キーボード分岐コネクタを差して、横取り式電源コードをキーボード側(絵が描いてある)に、外付けマウスをマウス側(これも絵が描いてある)に差し込みました。ところが、マウスが動作しません。(?で、代わりに、トラック・ポイントが動作します)
よもや?と思いましたが、試しにそれぞれを逆に差し込んでみました。そしたら、どちらもちゃんと動作しますがな!...?
まあ、動けばどちらでもいいようなもんですが、最近流行の「何物も看板通りとは限らない」ってことの別例なんでしょうか?
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