[040110]

流体軸受けHDDで、失敗しました

先日、10GBの流体軸受けHDDが(実効4GBですが、)TP230Csに載ったのに気を良くして、大容量HDDが、他の旧型ThinkPadsでも動くか?また最大容量をもっと上げられないか?などを、調べてみました。
そのために、(また!)流体軸受け型20GBIBM製IC25N020ATCS(\9,470+税)を買い足しました。

色々やってみたら、素のままなら4.2GBIBM社DiskManager(もうサービス無し?別サイトにも、無し!)のDynamicDriveOverlayを使えば、8GBまでは利用できる事が分かりました。(が、これっぽっちでは、何やら虚しい...)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
素直な上限.
まず、旧型ThinkPadsが、(20GB)ドライブを素直に認識できるディスク容量の上限は、どの辺り?なのかを調べてみました。

主機材として、上限値設定用にTP310、0次試験用にTP365Xを使いました。
各ターゲット・マシン(つまり、HDDを載せてみたマシン)は、下記8GBのと同じ。

認識設定
4.20GB
4.21GB
4.22GB
4.23GB
×4.24GB
×4.25GB
値の設定は、今回は、IBM社FeatureTool(これも、探し難いなぁ。別サイトでは?こちらは、有りそう!)
値と結果は、左表の如くですが、別のツールでやった場合には、違った値になるかも知れません。

1回毎のFDISK,FORMAT(FAT16)
結構面倒だったのですが、最大容量を設定し直す毎にFDISKで領域の解放と再確保を行いました。更に、FDISKやFORMATなどは、ターゲット・マシンの上で行いました。そうしないと、容量に矛盾が生じて来て、後ろの方ではデータが読み書きできないなど、怪しげな状態になります。
どうやら、処置をしたドライブは、ターゲット・マシンが認識できる必要最小限の状態で載せてから、その上でFDISKやFORMAT、OSのインストールなどを行った方がいいようです。

検討した条件と結果から、上限を4.23GBに抑え込めば、殆どの旧型ThinkPadsで、ドライブを認識できる事が分かりました。(つまり、普通よく言われている「8GB設定」では、駄目なんです)

DynamicDriveOverlayでの上限
"ものは試し!"とDiskManagerで、DDOを入れてみました。
そしたら、ディスク最大容量を4.23GBに設定していたにも拘わらず、ディスク容量が8GBになってしまいました!?(左図は、DOSのFDISKで見た容量)

(どうして、4.23GBや20GBではないのでしょう?もう、ワケワカンネェ!)

でも、この8GBで、一応は4つ領域が確保できて、どのドライブの読み書きも正常です。(多分)

8GBでの機種確認
動作OK動作NG
TP310TP535
TP365XAMiTY VP
TP360CE 
TP560 
TP701Cs 
TP755C 
TP760LD 
ThinkPadsは、(DOSベースでしか確認していないのですが、)いずれも8GBで、正常に立ち上がって、動作しています。
TP755C,TP360CEで動作するので、(今の処、やる予定はありませんが)多分TP230Csでも8GBにできるだろうと思います。

最後に、8GB設定で、TP535に載せてやろうと考えていたのですが、やってみると何と!4GBは愚か2GB設定でも立ち上がりませんでした。(TP560なら、OKなのに、なぜ?)

AMiTY VPも、初めの2GB設定の頃は立ち上がっていたのですが、4GBにしてからはまったく動作しなくなりました。8GBでは皆目無反応!(まあ、いいけど...)

AMiTY VPThinkPadではないのですが、ちょうど今裏ブタが外し易くHDDの着脱が容易なのでやってみたのと、TP230CsにCPUを提供した縁もあり、TP535だけが"動作NG"では可哀相なので、付け足したわけ)

FAT32では?
ここまでは、ずっとFAT16でやっていましたが、8GBの壁はそのせいではなかろうかと、FAT32でも試してみました。
確かに、TP310などではちゃんと20GBを見る事ができますが、他の旧機種では上手く立ち上がらなくなりました。それに、反って状況が複雑になるようなので、FAT32は止めました。

DDO使用時の問題点.
このDDOを使うと、問題がありました。それは、Ctrl+Alt+Delでホット・ブートさせようとすると、"待てど暮らせど"立ち上がって来ないのです。こんな時は、電源SWを入れ直すしかありません。
だから、ドライバ組み込みの後など、再ブートが必要になる度に、電源SWのお世話になっています。

結論
DDOを使っても高々8GBだから、静音化を主目的にしなければ、通常のボール・ベアリング型の中古6GB辺りを使う方が賢明なようです。それ以上の大容量が必要なら、マシンを新しいのにすればいい。(何も無理して、ウマシカみたいに旧型マシンに拘る必要があるか!って事のようです。そりゃまあ、そうなんですが...)


大いなる?疑問.
通常の6GBが2台ほどあるのですが、これらは何の苦も無く上記の旧型ThinkPadsで認識されます。
それなのに、嗚呼!何故?超8GB大容量ドライブだと、4.24GBなどという妙な値で引っ掛かるのでしょう。

まあ、理由は兎も角として、何か乗り越える方策は無いものでしょうか?

(拡張INT13やCHSやLBAなどなど、参考資料を読めば読むほど、余計に分からなくなっているのが、今)

[表紙頁]へ  関連記事の目次へ  [一言板]へ