[070404]
マルチ・カードリーダ/ライタを、改造しました.
カード・リーダ/ライタは、単品では至極便利なのですが、個数が増えてくると邪魔になります。それに、マルチ型はケーブルが長過ぎて扱いが面倒だしで、何か快適な方法は無いかと色々考えていたのですが...
偶々、安価だったので、ロアス製のDigio CRW-11M22(該社資料)を買って、コード短縮化改造をしてみました。(\680税込)
(後で調べたら、CRW-11M21(該社資料)が、ケーブルが短くて収納可能だし、xDもOKのようでしたが、値段が...)
やってみたら、なかなか良い出来!(^^;?
(筐体表面のカード群の縮小写真は、切り貼り)
これで、<クリック>で出る風景が暗示するように、今まで使って来た5個(専用4個、マルチ1個)が、1個で済むようになりました。
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悩み.
今まで、データ転送用カードは、CFだけのつもりだったのですが、xDやSM(スマート・メディア)、時々SD、MS(メモリ・スティック)などが混じり込み、使用頻度も高くなって来て、机上に居残るアダプタ(USB接続型リーダ/ライタ)が増えて来ました。(もう、邪魔だ!)
それで、“AllinOneに替えよう!”と、xDまで扱えるリーダ/ライタを探したのですが、どれも結構高価だし、ケーブルも邪魔です。(それにスタイルも、もうひとつ気に入らない)
そんな中で、上記のが廉価だし、形もスマートで気に入ったので、これの改造を考えました。(<クリック>で、改造前の写真。壊しても泣かない値段より、ほんの少し高いけど...)
分解と加工.
実は、これを買ってから、留めビスがひとつも無いのに気が付いて不安だったのですが、分解してみて改めて、最近の「プラスチック成型技術」の凄さに驚かされました。
見た所、このケース全体は、ピチッと精度良く留められていたので、当初は“糊付けされているのでは?”と思ったほど。(いい仕事してますねぇ)
細手のドライバで、慎重にこじ開けてみたら、要所々々小さなフックで留まるように造られていました。
(失敗して、3度ほど開け閉めしましたが、まだきちんと固定出来ています。尤も、所々外装にドライバの傷が付き始めましたが)
改造は、ケーブルを短く切って内部から直接引き出す方式にしましたが、最初の孔開け位置が気に食わなかったので、後で後側面に変更。(<クリック>で、最初の加工後の様子)
ケーブルの接続.
内部の基板を見ると、直付けにお誂え向きのランド[J2A]がありました。ここへ、付属ケーブルを約7cm程の長さに切って接続。
(勿論、先に外装に開けた孔を通してから、ですが)
各線の接続は(左写真の右から左へ)、1-赤、2-白、3-緑、5-黒、シールド編線は捩って、ケーブルの固定も兼ねて端部の丸ランドへベッタリ!(尚、ランドの右端が1番)
でも、半田付けは何度もやり直すものではないですね。段々、杜撰になって汚くなる。(ま、蓋をしてしまえば、分からなくなりますが)
<クリック>で、使用中の様子。
拙かった最初の(半田鏝で開けた)孔の目隠し補修には、XGAモニタでも使った百五円の「カラーシール」が役に立ちました。
良い気分.
アダプタが、1個になって、机上もすっきりしました。
こんなちょっとした物でも、(綺麗に?)上手く出来ると、ニ三日は愉しいものです。
欲を言えば、これが「名刺ケース」に入れば尚良かったのですが、残念ながら一回り大きいプラ・ケースを使わざるを得ませんでした。
(でも、きっちり入ったので、よしとしましょう)
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