[021123]
ThinkPad用FDDとコネクタ/ケーブルについて.
以前、ThinkPad用のFDDを修理した事がありましたが、これを幾つかのThinkPadで使う機会があったので、そのついでに、手持ち旧型ThinkPadでのFDDの使用可否について整理してみました。
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共用性.
基本的には、コネクタさえ合えば、ドライブ部は、殆どの旧型ThinkPadで共通に使えるようです。
ただ、TP230Cs等用の旧型FDDは、ケーブルが直付なので融通が利きませんが、それでも適用できる機種は結構多いようです。
他方、TP560等用では、ケーブルを差し替える事ができますので、ドライブ側の適用範囲は広がります。
尚、ThinkPad用FDDの具体例に関しては、PONTAさん処の「FDDについて」が、大変参考になります。
PC側コネクタ.
"使える使えない"の問題は、ThinkPad本体側のコネクタに依ります。つまり、コネクタが合えば、使えると考えて差し支えないようです。
しかし、実際には、本体側コネクタのサイズの異なるものが4種類以上あるようです(現在、手元には3種類しか無いのですが)。
左の写真の一番下は、ドライブ側のコネクタ。
その上は、上から下へ順に、
A.TP各種PC110,TP230Cs,TP530Cs,TP535/E,TP560/E,その他用
B.TP365用
C.TP701用(意味も無く、一番、デカイ!)
D.TP310用(これはFDD側コネクタと同じサイズのようです)
現在は、最上部の写真のような2台と3組のケーブルだけで、当苑の全ThinkPadを賄っています。(まあ、最近はFDの出番も少なくなりましたけどねぇ)
外付けFDD雑感.
TP各種用は、相互乗り入れが可能です。例えば、TP230Cs用をTP560で使ったり、またその逆の利用もできます。
(ThinkPad全機種、そうしてくれればよかったのに...しかし、機種毎にコネクタを裏返したり、表返したりしないといけないのって、なぜ?)
TP365EDなど、CDD付きの機種では、当然ながら外付けFDDが必須ですよね。
他方、TP365Xには、PC本体にドライブが付いているので、外付けは殆ど必要ないのですが、なぜか外付けができます。そして、それはBドライブになります。
(まあ、FDのコピーには、一々差し替える手間が省ける点、多少便利かも)
TP701も外付けFDDが必要ですが、本体のユニークさもあってか、これ専用のケーブルを使います。
(TP230CsやTP530Csなどと同じにしとけばいいものを...)
TP310にも、CDD付きとFDD付きの2タイプがあるので、FDDが外付けできるようになっているようです。
(コネクタは、両側同じで素直(?)なのですが、これも別系統)
コネクタの端子機能.
左の図表は、ケーブル交換可能タイプのドライブを後部コネクタ側から見たものです。
これは、内蔵されていたTEAC製ドライブFD05HGの資料-NFD0300Aを基に、導通確認をして作成しました。
(こんな情報は、自分で半田付けする事でも無い限り不要ですが、いざ、その時!には、役に立つかなぁ?)
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