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[140113]
SATA-400GBジャンクHDDを、試験中
先回、このSATA-400GBの欠陥セクタのマップを得て、それらの欠陥領域を“読み書き不能ファイルで埋める方法”を考えていたのだが、よいツールを探し出せないので、「従来方式(セクタ分割)」をやってみた。(左写真&クリック)
実は、これだと、“1ドライブの連続性”が失われるので、大きなファイル(群)の収納が出来ないし、やや面白味が薄くなるが、止むを得ない。
「HDD SCAN」の欠陥箇所データを基に、“3つの有効パーティション”と“2つの無効領域”に分割し、約50GBのファイル群の転送をして、“エラー発生状況”を見た。
この方法で上手く分けられた!...と思いたかったが、小さい第1パーティション(約30GB)を大きく取り過ぎたせいか、エラー箇所を取り込んでしまったようだ。
また、第2パーティション(約200GB)は、未だ全域を調べ切れていないが、少なくとも1箇所は「エラー域」があるはずなので、それを確認しておこうと思っている。
尚、第3パーティション(約100GB)の前半は、問題無しだった。これも、後半は調べていないが、恐らく調査は不要だろうと思っている。
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パーティション分割
今回、パーティションの分割は、「EaseUs」を使わせて貰った。TNX!
本来は、WinXpやWinVistaの管理ツールでもよかったのだが、もしかしたら、前後に離間した2つのパーティションを“マージング”で、上手く結合出来るかな?と思って、これを使ってみた。
しかし、どうやら、この“マージング”は、間に挟まった無効領域も含んで結合してしまうらしく、折角排除しようとした欠陥領域が、また“顕在化&内蔵化”されてしまっていた。
ここに、“不可侵ファイル”を書き込む手段、約定(ルール)でもあればいいのだが、今の“HDDの常識”にはそんなものは存在しないかもしれない...?
(自分で、そんな規約やソフトを作れればいいのだが、残念ながら実力が無い!orz)
結局、「欠陥領域マップ」(左上図<クリック>)と「欠陥箇所数値データ」(下述)を基に、パーティション分割をして、それぞれ独立ドライブとして使う常識的(?)な手しか無さそうだ。(左上図)
欠陥箇所数値データと試験用データ群
「HDD SCAN」は、ログとして欠陥場所の数値データを出してくれる(左図)ので、それを使って、パーティション分割をした。
ただ、こうした数字の正しい解釈(!)は不得手なので、適当に前後の余裕を取って領域設定をしたのだが、上述の「EaseUs」が自動的に|勝手に先頭域に7.7GBほどの固定領域を取って下さるので、甚だ迷惑だった。(小さな親切?)
そして、新たに生成したパーティション(群)が、それぞれエラー発生無しにちゃんと使えるかどうか調べるのに、約50GBのファイル集団(左図<クリック>)を、フォルダごと転送してみた。
こうしたファイル群だと、欠陥セクタに掛かったファイルがあれば、そのファイルの名称を(例えば、fsec0001.badとか 笑)
に変えて、“読み書き移動禁止”にしてしまえばいいなぁ!と思っているのだが...
データ転送の試験状況
ファイル群の転送に、「Fast Copy」を使わせて貰って、延べ約15時間ほど掛けて、約50GB分の“書き込み試験”をやってみた。(全域ではなく、全体の約半分)
まず、先頭の第1パーティション(E:ドライブ 約30GB)では、欠陥領域を完全に外せていなかったか、または欠陥領域を内蔵していたかで、“2ファイル・エラー”が検出され、また(当然だが)“空き領域無し”になっていた。(左図<クリック>)
(今回は、まだ試験段階なので、エラー・ファイルを、“読み書き移動禁止”にはせず)
次に、第2パーティション(F:ドライブ 約200GB)の先頭域では、“エラー無し”だった。(左図) (この後の領域への転送は、後回にした)
その次に、第3パーティション(G:ドライブ 約100GB)の先頭域を調べたが、これも“エラー無し”だった。(これも、後半領域は、後回し)
後回し領域は、追々テストして見たいと思うが、領域の取り方が拙ければ、またやり直しも考えねばいけないだろうと思う。
(こりゃ、大変だ!...でも、愉しい!...あんた、苦労が愉しいって、変態か?って云われそうだが...夏は暑いのが当然だし、冬は寒いのが当然と思えば、暑さ寒さだって何とか愉しめるってこと!...“寒さ”で思い出した!「黄金の10分間(YouTube)」)
お遊び実験と珍案創出
試しに、“データ読み出し用”に(“データ保持&強化用”にも有効だという)、「HDD WALKER」というソフトを、使わせて頂いた。感謝!<(_"_)>
これはこれで面白いし、有用そうだが、今、私が欲しいツールではなさそう。
こんな(欠陥含有HDDへの)“ファイル転送実験”をしながら、考えたのは、以下のような新案・珍案、多分非常識案!(笑)
...このような「欠陥を含んだディスク」は、WinOSなどに管理使用させるのは拙いが、きちんとログが残せて、欠陥セクタの上には、(ダイナミックに、賢く)「読み書き移動禁止マーク」を付けられるような“インテリジェント転送ソフト”を作ればいい。(誰が?)
そんなのを使えば、『データ保存用ディスク』として、十分使えるのではないか。(自己責任?)
しかも、当苑の場合、最大300GBもあれば、1つのバック・アップには(当面は)十分なので、2つ3つ備えるとしたら、トータル600〜900GBもあれば良さそう!(そうした大容量HDDを2、3個入手したので、充足完了!?)
次は、どうやれば、“高速バックアップ&リストア+メイン機事故発生時の緊急代替”が上手く出来るか?なども、考えてみたい。
でも、“欠陥アリのHDD”を工夫して使う遊び(!)も面白いので、まだ適宜やってみたいと思っているが、私自身の手と頭が足りな〜い!...それに、本も沢山読みたいし...(笑)
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