[030313]
TP310を、400MHzに戻しました.
幾つかのOSをインストールしている最中に、いきなり電源が落ちてしまう事があって、CPUクロックを、渋々233MHzに下げていたのですが、400MHzで(滅多に回らない)空冷ファンがちゃんと働いたらどうなるか興味があったので、色々調べたり、探したりしました。
そしたら、便利ソフトが沢山見つかりました。(ふたつ以上は、"沢山")
これらを利用させて貰ったら、常時400MHzに設定していても、何とか使えそうな感じになりました。
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見つかった資料やソフト.
まず、TP310の保守マニュアルには記載があるのに、入手先が分からなかった「診断プログラム」:>diags31x.exe。
次に、名前だけは聞いていたのに、今まで入手できないでいたCPU冷却ソフト:Rain20.exeなど。
オマケで、CPUの下にある温度センサIC-DS1620(左上の写真・中央部)の資料:DS1620のpdf資料。
また、改造天国さん処(リンク切れ)で知ったのですが、このマザー・ボードって、Acer社のNoteLight370Pだそうです。
これらは、あちこちのBBSで名称が分かったので、検索エンジンGoogleなどで、丁寧に探すと見付かりました。
だから、名称だけでも貴重で、有難い情報です。更に、これらを、造られた方々やアップして下さっている各サイト・マスタの方々にも、感謝!m(._.)m
diags31xの効果.
この診断プログラムは、FDに展開してから、それで立ち上げると、システムとファンの2つを診断できますが、ファン診断の方は回転開始/終了温度を、自動的に標準値に設定してくれるようです。
(FD上のConfig.sysやAutoexec.batを書き直すと、他の事もできそうですが...)
ファン診断で回り始めたTP310のファンの音は、こんな音(Waveファイル)です(隣接のTP560Eで採録)。流石に、常時回っていると、かなり騒々しいですね。(これでは、当苑の騒音規制に引っ掛かります)
このファン診断をやったら、その後設定温度が適値に再設定されたらしく、400MHzで、東大・金田研究室のWin版Super-piを走らせると、以前は5分間も保てばいい方だったのが、今ではブンブン!唸りながらも、(電源断にもならず)ずっと走ってます。
(当然、計算中、CPUは遮二無二走っている(左下図)ので、発熱量は最大。これで、落ちなければ放熱系健在というわけ)
計算が終って暫くすると、ファンも停まって静かになります。(むぅ、これなら使えるかも)
Rain2.0の効果.
Rainについては、噂だけは聞いていましたが、実際に使ったのは、今回が初めて!
(何でも、このプログラムは、引っ切り無しにCPUにHLT(Halt)命令を与えるという話らしいんですが、どうやるんでしょう? ほぅ、これを働かせると、CPU使用率は100%になってますね)
使ってみると、回っていたファンが停止するまでの時間が、何となく短かくなっているような気がします(正確に計ったわけではありませんが)。多分、効果はあるんでしょう。
Win95,98ではちゃんと動作してますが、WinNT,WinXPでは、未だ。
400MHzに決定.
ファンが上手く?働き出したし、Rain2.0も入れたしで、400MHzで行く事に決めました。
(まあ、400MHzで走っているとは言っても、実際は休み々々になるでしょうけど)
デジカメからの画像の取り込みや、ネットのブラウジング位なら、ファンもそれ程頻繁に回る様子はありませんから、時たまの騒音位は、我慢しますか。
(こうやって整備して来ると、それほど使い易いというわけでもないのに、何だか机上から片付けるのが惜しくなります)
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