[030305]

TP310を、マルチOS化してみました.

USBカードを試すのに、このTP310を使いましたが、載せたHDDの容量が20GBもあるので、各種OSでのテスト・ベンチとして使えないかな?とマルチOS化してみました。

インストールに随分時間が掛るのと、思い通りには行かなかった事もあって、結構苦労しましたが、何とか、4つのOSが組み込めました。(UNIX系は苦手なので、取り敢えずWin系だけ)

しかし、残念ながらWinNTは、当苑ではドライバ類が合わない/無いため、殆ど使い物にならない感じ(← 怠慢!)
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各OSのインストール.
各ドライブの容量は、あまり欲張らず2GBずつにして、4ドライブを用意。(各ドライブの容量はもっと多くにもできるのですが、面倒なのでFATの制限内の2GBにしました)

起動は、旧ソフト・ボート社のシステム・コマンダー2000(左図)

当初、Win98を組み込んでありましたが、やはりWin95から順番にしたいと思い、始めからやり直しました。
(しかし、最終結果は、左図のようにWin98WinNTの順序が、勝手に逆転!)

インストール用ファイルは、Win95,Win98,WinNTは、事前に全部CR-ROMからHDにコピーしておきました。

WinXPだけは、(特に意味は無いのですが)直接CD-ROMから。(何度も失敗して、最後は面倒臭くなったため)
setup.exeの起動は、Win95を立ち上げて、これの「ファイル名を指定して実行」からやりました。

インストール時の問題点.
やり方が悪かったのかどうか分かりませんが、幾つかの点で引っ掛かりました。
  1.WinNTをインストールする時、Win98のドライブは、隠しておくか/後から組み込むかでないとダメみたい
  そうしないと、WinNTで上書きされてしまう(隠すのは、システム・コマンダーで可能)

  2.WinNTは、SP6(サービス・パック6)でアップデートしておくこと
  無視すると、WinXPをインストールした後、WinNTが起動できなくなる

  3.WinXPをインストールし終った時点で、システム・コマンダーのユティリティでMBRを書き直し
  各OS起動画面が、"味気の無いテキストの並び"から、左上図のように"少しグラフィカルなメニュー"にできる

インストール後の問題点.
手元のLANカード全部、ドライバがWinNT,WinXPに合わない/無いらしいと言う事が分かりました。
勿論、NT2000XP対応と書かれたドライバを充ててはみました。けど、すべて拒否(/不可に)されました。

TP310のカード・インタフェースが、Texas Instruments社のPCI-1131で、32ビットCardBus対応(Win98でのデバイス・マネージャ例)だからなのでしょうか?(Win95,Win98では、PCMCIAカードサービス(16ビット?)が使えるから、いいのかな?)

このような次第で、大きなファイルのLAN転送は、一々Win95を立ち上げて、それでやっています。
56MBの巨大SP6も、その方法で転送後に、改めてWinNTを立ち上げて、組み込み。

その他の問題点.
K6を400MHzで動かしていると、発熱トラブルが発生しました。インストール中、何度と無く勝手にシャット・ダウン。更に、滅多に回る事の無い内蔵ファンまでが、突然ブンブン回り出したりしてビックリ。(キーボードもかなり熱い!)
仕方無く、(360MHzでも怪しかったので、)233MHzに落としてインストールを継続。
(やはり、400MHzでは、しっかりした放熱対策をしないと使えないようです)


キーのスムーズ化.
マルチOS化したついでに、使い難い"ギシギシ・キーボード"を少しでも改善しようと、みみラボ!さん処Studio Artifactさん処キーボードのページで紹介されている「スムースエイド」( ネオテックさん処で販売)を購入して、塗ってみました。(小刷毛付き1ビン:\953+税+送料)

オス・メス(?)両方とも、2度塗りしてみたら、結構スムーズになりました。(ちょっと文章を打ち込んでみましたが、以前よりはずっと楽です。でも、あまり沢山は打ち込みたくないですね)

指がセンタからずれてキートップの端に掛かると、"グキッ・グキッ"となる悪癖は直っていません。これは、キートップ部の構造そのものの特性(欠陥)ではないかと思ってるんですが。(いや、ポンコツだってことでしょ)

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