[021010]
TP760ELのキートップを、入れ替えました.
このTP760EL、"表示だけ"の役割をよくこなしてくれているのですが、キーボードは未だに"ゴキッゴキッ!"一度、取り替えたのですが、それももうひとつ快適ではありませんでした。
過日、ジャンクのキーボードだけを入手(2枚で\400+税)したので、付け替えをやってみました。
しかし、残念ながら2枚とも動きませんでした(何せ、こんな値段だもんなぁ!)。
仕方が無いので、キートップだけを付け替えてみたら、見栄えは結構マシになりました。
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どう動かないの?
1枚の方は、BIOSは難なく通過しますが、Win95の初期設定の辺りでスタンバイ(?)状態に入ってしまうようです。
電源をSWで切ろうとしても、"ピッピ"と鳴るだけで、切る事ができません。後部のリセット・ボタンを押すか、ACアダプタを抜いてバッテリを外すかしないと、だめなのです。
もう1枚は、BIOSの立ち上がりで既に301エラーが出ていて、テスト後のリスタートで、これもWin95の初期設定辺りで、いきなり停止。
それが面白い事に、その状態のままでキーボードを正常なものに付け替えると、"ピッ"と鳴いて、Win95が立ち上がって来ます。(これって、どういうこと?)
尚、キーボード不良の場合、TP760Cでも、これと同じ現象が起きます。(本体の中身は、かなり違うらしいのですが)一応、兄弟機種だからでしょうか。
キーボード側を、少し覗いてみましたが、簡単には直せそうにないようです。修理(?)は、早々と断念しました。
キートップの交換.
一方、キートップの方はテカリも少なく、現用機のよりもずっといいので、これを全部取り替えてみる事に。そしたら、タッチの具合がなかなか良くなりました。
これは、多分キートップの構造に関係するのでしょう。
キートップの構造.
キートップの裏側には、中央に円筒、その両側に戻り止め(?)があります。
その円筒がキーボード本体側のラバーSWを押すのですが、"ゴキッゴキッ状態"になるのは、恐らく、その円筒と周りの囲いの"クリアランス不適"つまり、すり減って間隙が広くなり過ぎで、起きるのではないかと思います。
一度、この辺りにシリコン系のグリスや潤滑剤などを付けてみた事もあるのですが、まったく改善されませんでした。もっと探せば、こうしたプラスチック材に適した潤滑剤があるのかも知れませんが、むしろ、今回のように円筒部の減りの少ないキートップに替えた方が、事は早いと思いました。
(しかし、同じポンコツとは言え、キーの感触はTP560などの方が、ずっといいですね。もう、それに慣れてしまっているせいでしょう、同じ調子で、TP760ELのキーを叩いてみたら、入力欠けミスがかなり多かったです)
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