[020101/020119]

TP701Csの蛍光管を、交換しました  *追記の追記あり  *惜別

今年の初仕事として、TP701Csの暗い画面を、改善する事にしました。

実は...昨年の暮れに1度交換したのですが、ある理由で、また元に戻していたのです。
"眼に優しい"とか言って、暗いままで、しばし痩せ我慢。でも、使っていて頻繁に画面を傾けたり、コントラスト調整をしたりするのが、次第に面倒になってきました。

で、チョットだけ活きのいい(?)蛍光管と交換したら、明るくなりました。

左写真の<クリック>で、以前の画面。
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最初の失敗.
蛍光管選びに失敗していたのです。10.4インチ用は2本ありましたが、少し端っこが黒いのを、"まあ、これでやってみよう!"と、使ってみたのですが、どうやらこれがまずかったようです。

交換して、始めはかなり暗かったけど次第に明るくなって来たので、"点灯OK!"としました。
ところが、翌朝電源を入れてみると、点灯しません!再度、前蓋を外して、LCDパネルを裏返します。
感電しないように気を付けながら、そっと蛍光管を取出して見ました。やれ、やれ...端っこの方だけしか、光ってませんよ!(この管は、別のパネルではOKだったのに)仕方無く(?)、一旦元の暗いのに戻したわけなのです。

とほほ...
おまけに、TP701のフロント枠も弱かった。外す時に、ちょっと無理をしたら、ベキッ!!
(瞬間接着剤でゼリー状のやつ、こいつは駄目ですねえ。十分待ったつもりだったのに、後で簡単に外れてしまった。ナニガ「シュンカンセッチャク」ダ!)

原因は.
TP701側のインバータの電流供給能力の点では、多分大丈夫のはず。(*注
恐らく、蛍光管の劣化に伴って、放電開始電圧が上がってしまったせいで、完全放電状態にまで到達できないでいるのでしょう。
インバータ側で開始電圧さえ上げてやればいいのですが、それはインバータそのものの交換になります。となると、直ぐには打つ手がありません。

残りの1本と交換.
結局、温存してあったもう1本に替えました。やっぱり、随分明るくなりましたね。結構、結構!

しかし、パネル前枠の目立つ所(701CSマークの近く)が、割れて汚くなってしまいました。
(役に立たない)反省、しきり。

残夢(?む).
この機械は、まだやる事が残っています。サウンドが鳴りません。外部端子だと、プラグの半差し込み状態で鳴る事もあるので、一度本体側の開腹手術が必要なようです。
T5(本当はT6が必要です)は手元にあるのですが、T1トルクスを手に入れなくちゃあ!
(現在、前面のビス1個だけが外せな〜い。1個だけなんで〜す。クソッ!)

ThinkPad Loveさんの処で、無料レンタルされている事は知っているのですが、今回はたったの1個ですし、それに1回使うだけでもそのツールを買い込んでしまうのが当主の習癖なので、兎に角手に入れる努力をしてみます)


*注.
LCDパネル用の蛍光管の特性は、大体相場が決まっています。最近使われているのは、殆どが冷陰極タイプ(加熱フィラメントが無いタイプ)で、直径が1.8〜2.5mmのもの。
長さが400mm以下なら、流せる電流6〜8mA程度、放電開始に必要な電圧は800V〜1,500V、定常的に印加する電圧500〜800V位(これは50〜100KHzの交流電圧)。
点灯用回路(インバータと呼ぶ)の方は、大体それに合うように設計・製造してます。だから、管径と長さが合えば、交換は殆ど問題無いはずです。


*追記.
これを、動かしていると必ず(数分から十数分後に)フリーズしてしまいます。初めは、"むりむりクロックアップ品かな?"と疑ってみたのですが、クロック周波数を調べてみると、正規の75MHzなので、どうやらそんな品でもないようです。
そこで、「All about ThinkPad」の「TP701」の項を開いて眺めていたら、「廃カラー」という言葉に一瞬眼が止まりました。しかし、その時は"あまり関係無いだろう"と見過ごしてしまったのですが、後で思い直してみると、どうも良くない響きです。
"もしや?"と、「カラーパレット」を6万5千(16ビット)色から256色に戻してみました...ビンゴ!
もう、1時間以上放っていますが、まだ動いてます。
(もう一度、6万5千色にしてみたら、やはり止まってしまいました。EMM386.SYSへ制限パラメータ X=C000-DFFF を付け加えたりして見ましたが、だめなようです)

*追記の追記.
このフリーズは、どうやらHDDの問題だったようです。HDDを別のに替えたら、6万5千色にしてもフリーズする現象は無くなりました。

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