[040703]
TP240Xの表示を、改善しました.
そのままで我慢するかどうか迷っていたTP240Xの汚い表示画面、Eugeneさん処の「ThinkPadの部屋」、「D.I.Y.工房」の記事に勇気付けられて(感謝!<(_"_)>、"よし!自分もやってみよう"と改善を決意。
恐る々々、主信号ケーブルは付けたまま液晶パネルの開腹手術をしました。(勿論、他の小コネクタ類3箇所ほどは、外しましたが)
最終的には、TP365Xのジャンク・パネルから取り出したフィルム部材と交換して、汚れ表示を改善しました。2箇所ほどちょっとだけ気に入らない所は残りましたが、概ね満足できる結果になりました。w(^o^)
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パネルの分解と汚れ原因の確認.
液晶パネルの周辺のビスや右側の高圧コネクタ、フレキ・コネクタを外して、モジュール部を外しました。
主信号ケーブルは接続したままなので、パネルは手前に倒してキーボード上に寝かした状態で、裏側の留めビス類やフレキ・コネクタを外しました。更に、両横4箇所の爪は、ラジオペンチで"コキコキ"と。
中まで開けて見て、"表示汚れ"は、レンズ・シートの表面、液晶パネルに近い側に付いた傷のせいだと判りました。
点々とあるのは原初の汚れでしょう。しかし、横方向に走っている傷は、明らかに点状の汚れを擦り落とそうとして付けたものらしく、反って傷を広げてしまったようです。(はて?誰が、何時付けたものやら...)
改善の手始めとして、このシートを裏返して見たり、手持ちの別の拡散シートを挟んだりしてみましたが、それ程良くなりませんでした。(それに、あまり、パネルを開け閉めしていると、側面のフレキを傷めそうなので、程々の実験で止めておきました)
改善作業(シートの入替)
これらの傷は、更に擦ってみても取れるものではなさそうです。そこで、素直に別のと入れ替える事に。
幸い手元には、各種のジャンク液晶パネルを残してありますので、その中からTP365X用10.4型をバラして、それのレンズ・シートを流用する事にしました。
サイズを見ると、少し縦が長く4〜6mmカットした方がよさそうですが、そのままでも入りますので、横に少し出ているエラを切るだけにしました。(普通のハサミで、チョキチョキ!)
導光板の上に敷いた拡散シートの更にその上にレンズ・シートを2枚重ねで置きました。尚、レンズ・シートの枚数は、元々は1枚でしたが、多くてもいいので、TP365Xパネルに入っていたのを2枚共入れました。(但し、この2枚を下手に重ねると逆効果になる事もあります)
ただ、奇妙なのは、このTP240Xパネルのバックライト部には、液晶ガラス側にも拡散シート(周辺遮光用黒枠紙の貼り付けあり)が入っていた事です。それ程強い拡散効果も無さそうなのでそのままにしましたが、多くの例では、液晶ガラスの裏側はレンズ・シートのはずなんですが...(まぁ、結果良ければ・・・と言う事で)
パーフェクトならず.
一応、全体は見違えるほど綺麗になりました。
しかし、残念ながら左側中央部にそら豆大の微かな白い領域が残りました。これは、導光板側の拡散シート上に落ちてしまった小紙粒状ゴミが元凶。取り除いて綺麗に滑らかにしたつもりだったのですが、完全には消し切れず、その痕跡が残ったもの。
それと、右上端に明るい箇所が出現しました。これは、液晶パネルを開腹する際にこじ開けた時にできたベゼルの歪みのせいだろうと思います。
再度丁寧に歪みを直せば消えるはずですが、もう面倒なので、手入れはまた次の機会にします。
パネル裏面に入り込み易いゴミや糸屑の付着を避けるため、パネルは立てた状態で拡散シートで覆うようにしながらゴミを吹き払いました。お蔭で、ちょっと見程度ではゴミは見付かりません。(ん?でも、小っちゃい黒い粒が右端にある事はあるのですが...)
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