[061129]
TP600に、VineLinux4.0を載せました.
(Win系)VISTAが要求するリソースの大きさに腰を抜かして、今後当苑で使用するOSはWin2000止まりかLinuxしか無いのでは?と怯える(?)ようになりました。
しかし、憶えないといけない事が多過ぎて、Linuxは何度もやり掛けては挫折。今まで殆ど諦めていたのですが、そんなところへ偶々、
Eugeneさん処で「Vine Linux 4.0」の紹介記事を拝見して、試してみたくなりました。
やってみると、インストールからインターネット閲覧までの手続きは(多少の躓きはあったものの)物凄く楽で、最初の壁が簡単に乗り越えられた感じです。これなら、もう少し先まで進めそう。
最初、試しにTP130に搭載したら(予想以上に)上手く行ったので、更にこのTP600に本格的に組み込んでみることにしました。
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準備.
「Vine Linux 4.0」は、CD-ROMイメージのisoファイル(Vine40-i386.iso)を「Vine Linux Home Page」のミラーサイトからDownLoadさせて頂きました。
当苑では、「北陸先端科学技術大学院大学」からのDLが一番スムーズでした。しかし、サイズが700MB近くだと、10Mbpsの無線LAN経由では途中で何度も切れてしまいます。止む無く、一旦100Mbpsの有線LAN経由でTP600サブ機に取り込んでから、そこでCD-ROMに焼く事にしました。
DLは何とか成功しましたが、今度は「焼きソフト」で梃子摺りました。VECTORにあったイメージ・ファイルが焼けるソフト(Kanbe-9)でやってみたら、途中でエラー発生!挙句、そのディスクは(使用済みで)使えなくなっています。それが信じられなくて、試みること3回。(が、全滅!どうも、ドライブがSAMSUNGのCD-RW/DVD SN-324Bって怪しげなものなので、それとの相性が悪かったのかも)
ソフトを替えて、「ImgBurn」でやったら、一発でOKになりました。
組み込み.
インストールは、メモリ128MB以上、HD4GB以上が条件らしいのですが、メモリは192MB用意したもののHDDの適当なのが無くて、試しに2GBでやったら、やはり途中で「不足!」と出ました。
で、6GBに置き換えて、インストール。
全部入れると、約1.5〜2時間ほど掛かりますが、単にCD-ROMを読ませるだけなので、作業は大変、楽!
でも、インストール途中できちんと設定すべき項目を、いい加減に飛ばしたため、
* 表示解像度のXGA(1,024x768)に設定未遂
* 無線LANのSSIDや暗号キーの設定未遂
になり、後で困りました。(多分、後からでも設定出来るのでしょうが、何分初心者ゆえ何度もインストールをやり直しながら設定しました)
現状の不備.
インストール後に気が付いたら、次のような不備がありました。
* サウンドがダメ
* シャットダウンで電源までは切れない
恐らく、設定不足やドライバ類が不足のためでしょう。
(TP130ではいずれも問題は無かったのですが、これはその内、解消してやろうと思ってます)
状況.
ちゃんと設定したら、画面はXGAになり、無線LANも繋がり、インターネットにも接続で出来ました。
ネット散策だけなら、もうこれで完璧!?・・・(でも、色々活用しようとすれば、後に大変な作業が待っているはず)
繋がった「Vine Linux Home Page」のスクリーン・ショットをこの記事に使おうとして切り取ったのですが、まだLAN経由でデータが送れない事に気が付きました。
で、試しにUSBメモリを突っ込んでみたら... 素直に認識されました。それ経由で、左図2枚をここへ取り込み。
感想.
CR-ROM 1枚だけで、これほど容易に実用システムが完成するなんて、素晴らしい!また、無償でこれだけのものが使えるのは有り難い事です。
しかし、後自分でどれだけ有効利用出来るか不安でもあります。(ま、「VISTAの恐怖?」を刺激に、少し頑張ってみますか)
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