[130523]
玩具ヘリコプタを、また買いました
以前、玩具ヘリを買って少し遊んだだけで、壊してしまいましたが、未だ興味覚めやらず、また(廉価品を見付けて)買って来ました。AERO ARROW IRC 2CH (レッドスパイス社仕入品 某店販売 特価品\980税込み)
(似たような機体で、ちゃんと作られているものは、YouTubeの例1、例2のように、結構安定して飛ばせるようですから、廉価品でもきっといいのもあるはず!と期待した)
以前のはシングル・ロータ型(テール・ロータ付き Wikipediaの解説)で、何故か機体の回転(反時計回りのスピン)がちゃんと止められず、安定した“ホバリング”が出来なくて、全然面白くなかった。
今回のは、機体自身が右回りに回転(時計回りスピン)して、即時壁に激突、床に落ちてドタンバタン!ギャッ!
このスピンは、「調整ツマミ」や「操作レバー」だけでは、とても補正し切れませぬ!
どうやら、反時計方向に廻る「上側ロータ」に抵抗があって、回転が不十分なためのようです。
で、「大ギア」を少しずらしたり、「大ギア」が当たりそうな箇所を削ったりして、余分な摩擦抵抗を減らしたら、改善出来ました。
手を尽くしたら、最後には、何とか安定に飛ぶようになりました。(しかし、制御して飛ばせる状態ではありませぬ。つまり、無茶苦茶飛行♪)
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充電の繰り返し
先回も思ったのですが、充電プラグを下から突っ込む方式は、良くないですね。(左写真)
なぜ、機体を正置した状態で、充電出来るように設計しないのでしょうかねぇ。
まぁ、“充電問題などは二の次で、ちゃんと飛ばせればそれでいいのだ!”という話なのかもしれませんが、やはり“木目細かな心配り”が不足なのではないかと。
念の為、乾電池は新しいのを買って来て、入れました。(左写真クリック)
しかし、充電していると、コントローラ本体が熱くなって来ます。
(これは、良くないですね!ひ弱な乾電池が電源なのに、発熱で余分な消費をさせるなんて、勿体無い!)
胴体の右スピン
数回飛ばしてみたのですが、機体・胴体の右スピン(時計針の回転方向)が酷過ぎて、とてじゃないが、まともに制御も出来ませぬ。
「左右調整用ボタン」とやらを、左一杯に廻しても補正し切れない!「方向スティック」を左一杯にしてもダメです!(左写真クリック)
試しに、「上昇/下降スティック」を少しずつ上げてみたら、「下側ロータ」だけが(反時計回りに)廻ります。「上側ロータ」は、まだ廻らず。(左写真)
確かに、手で廻してみても、少し「上側ロータ」の方が重い!
ロータの風切り音を聴きながら、「上昇/下降スティック」を最大にしてみたけど、やはり上下の差は、歴然とあります。
・・・ んなアホナ!これじゃあ、機体のスピンを抑えられないではないですか!
メカニズムの不具合?
この抵抗は、何処のせいだろ?と、原因を探してみました。
これには、小型モータが2個載せられていて、それぞれ独立に回転の制御がされているようです。(左写真)
そのモータ軸に直に「小ギア」が付いていて、それで「大ギア」を廻しています。(左写真クリック)
ここまで見ましたが、特に問題になりそうな箇所は見当たらず。
...と、思ったのですが、やはり“見落とし”があったのに、後で気が付いた!
兎に角、ツイン・ロータ式の良い点は、廻る向きは反対だけど、両方がほぼ同じ構造、大きさだから、比較しながら見ると、異常・正常が分かり易い。
摩擦箇所?
これは、幸いにして全部ビス留めになっていて、分解して確認が出来るので、モータ軸や大小ギア周りを調べてみました。
どうも「上側ロータ」用の「小ギア」が、上の「大ギア」に擦れているような風情でした。
それに、「下側ロータ」用の「小ギア」も、何だか好ましくない位置にあります。(左写真<クリック>の左側)
そこで、「小ギア」達を、中ドライバで抉(こじ)て、どちらも「小ギア」の中央付近で「大ギア」と噛み合うようにしました。(左写真)
これで、上下ロータの動きを見たのですが、まだ「上側ロータ」の動きが鈍い!
擦れる箇所の研削
このことから、この“擦れる状態”が、負荷が重くなる原因なのではないかと気が付きました!
そこで、「大ギア」のじっくり眺めたら、側板の隙間から見える「上側ロータ」用の「大ギア」に塗布された“グリース”がはみ出して見えてますよ?(左写真)
(...チョトマッテ?)
なぜ、こんな箇所にグリースが出てるの?...と考え...えっ、出るはず無いじゃん!
(これは、恐らく、「大ギア」が「横板」に当たり始めたからでしょう)
なぜ、「大ギア」が「横板」に当たっているのか良く分かりませんが、兎に角、当たらないように細工するしかないですねう。
両側の「横板」(硬質アルミ?)を外して、擦れる(らしい)箇所を、程々に削ってみました。(左上写真<クリック>)
上下ロータの動き、改善!
さて、それで、再度組み立てて、ロータの回転状態をみたら、随分良くなりましたよ♪
低速からでも、上下ロータはほぼ同じ動きをします。(左写真)
勿論、回転は反対向きですが、以前のように「下側ロータ」だけが先に廻り始め、「上側ロータ」がずっと遅れることは少なくなりました。(修正加工は、ほぼ正解!)
ところが、飛ばしてみて、壁に激突、床でジタバタした結果、またもや、「上側ロータ」が廻らなくなっちゃった!
再度、「横板」を削ったのですが、今度はザックリ!...当たりたくても当たれない程、広く削ってやりました。ザマミロ!笑(左写真クリック)
その結果、バッチリ!スピンすることも無く素直に浮き上がるようになりました♪
しかし、これ、「前進/後退レバー」が無いし、正しい操縦方法も分かりませぬ。こりゃ、闇雲に飛ばすだけかいなぁ。(苦笑)
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