[130823]

RCコントローラ(無銘)を、FMS用に改造

(普通名詞や形容詞ばかりが並んでいて、固有名詞が見当たらない)無銘RCコントローラヤフオク!で単独落札して、FMSで使えるように改造。(\810送料、手数料込み)

元々は、単3型電池動作の2ch用だったらしいが、これを「USB電源+5V」を貰い、「マイク入力」で操作出来るようなケーブルを作製。
中の機構を改造して、「スロットル」側に付いていたVR(可変抵抗器)を、反対側に移して「エルロン」として使えるようにした。(左写真)

ただ、これ、“機能的”には満足出来たが、「スティック」のバネが固いクセに、VR回転機構にバックラッシュがあって、“安定中立点”に戻らないので、操縦が不安定になり勝ちで、“操作性”に関しては不満。(左/上写真<クリック>の動画)
(乗った事は無いけれど、ワイヤで「ラダー」や「フラップ」を操作していた昔の布張り飛行機の操縦感覚に似ているかも?!)
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分解&改造
これの品物説明には、“2ch”とあったが、「スティック」の感じや「微調整用スライダ」が4個あることなどから観て、当初4ch機ではないかと期待...が、残念ながら3ch分しか入っていなかった!(VRの個数で判明 左写真)

構成は至ってシンプルで、「押しボタン」が1個も無い?(それを利用した「リセット」が出来ないので、マウスかキーボードへ手を伸ばさざるを得ず、やや不便!)

これを、5V(USB電源)で動作させる方法を模索し、電源経路に入っている抵抗成分を、最低2箇所ショートすれば良い事が分かった。(左写真クリック)
(電波を出す回路は、多分C級で働かせているだろうから、水晶発振子を抜いておけば、消費電流は極少ないはずなので、敢えて切り離しはせず)

出力の取り出し
主基板上に、信号生成用に18ピンのICが載っているのだが、その表面はサンドペーパで削られていて品名、銘柄が分からず。(昔は、メーカ同士で真似されるのが嫌で、わざわざ使用ICの名称を分からなくしていた時期があったが、その名残か?)

止む無く、オシロスコープで信号を出す端子を調べたら、ICの6番ピンにPWM信号が出ていた。(左写真クリック)
それを10KΩと100Ωの抵抗分割で、約1/100に低減して取り出すようにした。(左写真)
(後で、マイク入力部で調べたら、かなりノイズっぽかったので、現在は100Ωを470Ωに替えて、信号出力を増やしてある)

無線無効化と機構検討
無線回路の方は、今は触るつもりが無いので、水晶発振子(Xtal)を外し、アンテナ(ANT)を抜いて、電波が出ないようにした。(左写真)

「スティック」の左右については、出来れば、右手で「エレベータ」と「エルロン」を操作したい、「スロットル」は、左側でよいと思っているのだが、生憎これは、「エルロン」が「スロットル」側になっていて、このままでは使い難い。(左写真クリック)

それで、最初、右側にあった「スロットル部」を左側に移そうとしたら、“バネ付き板”共々入れ換える必要があった。
これは、角4箇所のビスを外せば、バラバラに出来て組み直せるので、具合が良いと思ったのは、“早トチリ”で、実際に組み替えてみたら軸ズレが酷く、VR操作でヒステリシスが出てしまった。(つまり、上から戻した場合と下から戻した場合とで、同じ中立位置に戻らない不具合が出る)

改造失敗&成功
そうした不具合があって、(移すのは簡単だったが、)「スロットル」を左側に移す試み(左写真クリック)は...ヤメタ!

色々、各辺の板を外して組み替えてみたが、最終的に、一番無難そうな構成=左側に「エレベータ」と「エルロン」、右側に「スロットル」の3ch方式に決めた。

で、「エルロン」用のVRを、配線つきのままで、左側の下に移動させた。

これで、機構部の改造は、一件落着!
(取り敢えず、バックラッシュは減った!...かな?)

接続ケーブルの作製
「USB」から電源を貰い、「マイク入力」へ信号を送るケーブルを、改造・自作した。(左写真クリック)

ジャンク箱から掘り出した(マウスか何かから切り取った)ケーブル(約60cm)を使ったが、その途中から被覆を剥いで、中の芯線(緑か白のどちらを使うか迷ったが、今回は緑線)を使用。
この線は、コントローラ側だけを接続し、USB端子側は切り離した。(左写真)
尚、プラグ・カバーの後ろ孔は、前以て、ケーブル2本が通せるよう孔径を広げておいた。

線長さやプラグ同士の間隔は、有り合わせで、現在のノートPCの構成や位置などを見て決めた。(約45cm+約16cm)

接続状態とFMSヘリ
実際の接続状況では、長さなどに何処も過不足は無い!丁度好い感じ♪(左写真)

“機能的”には問題は無くて、完成!...の筈なのだが、使ってみると、“性能的”にはあまり快適ではない!
「スティック」を触らない間は、比較的安定(左写真クリック)なのだが、一旦微小にでも動かすと、同じ安定状態には戻せなくなる。
行過ぎて、また戻すといった操作の繰り返しになり、これは、(舵の効きを落とす)“EXP機能”を働かせても、あまり改善されない。

この原因は、VR回転に“ヒステリシス”があるのと、戻しバネが固いのが、(本来は相反するのに、)逆に強調し合っている風情。 (グリスを塗ったりしてみたが、あまり効果は無い)

「マイク入力」+「USB電源」のコントローラは、見込み通り出来たが、やや物足りないので、やはり「押しボタン」などの付いた4ch機で実現してみたいものだ。
(こうなると、改造に見合うコントローラの種類が限定されてくるので、“ダボはぜ的ジャンク探し”では、対処が難しくなるなぁ...)

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