[130507]

Webカメラを、監視用として準備中

今までのジャンクWebカメラでは、“白飛び”がどうにもならず、渋々、新品と称する無名のUSBカメラ(PC CAMERA)をヤフオク!で買いました。(総費用\1,056送料、手数料込み)

これは、6個のLED照明付きで、もしかしたら「赤外発光LED」かな?と期待したのですが、只の白色LEDデシタ!(まぁ、こんなのは夜間の屋外投光用としては、殆ど役に立たないでしょうけど)

これを戸袋の上に取り付けて(左写真)映像の状態を見たのですが、明るい日差しの中でも“白飛び”が無くて、何とか使えそうでした。(左写真<クリック>)

只、問題は「監視用ソフト」の方で、今試用させて頂いている「LiveCapture2」は大変よく出来たソフトのようですが、残念ながら“外光変化の補正”が私の希望通りにはならず、取り零し無く“動体検出”が出来ていない点が、惜しい! ・・・ プログラムを変えるわけには行かないので、何とか、運用の方で対処出来ないか考え中。
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過剰な付属物
今回の“無名のPCカメラ”ですが、点灯しても無意味な「6個の白色LED」(左写真)、そのための「可変抵抗器」など“余分な付属物”や“別付けマイク音声ケーブル”がくっ付いていて、一見豪華に見せています。(左写真クリック)

LEDにしても、室内で“映話”の際に使うなら、あるいは有効かもしれませんが、でも、自分の顔を照らしてどーすんのかな?
正面からの照明は、顔の凹凸輪郭を弱くして、ノッペラボウに見せるだけの効果しかないから、日本人向きではないですよね。 (これ、彫りの深い西洋人の設計なのかな?笑)

あるいは、私がよくやるように、机の下に落とした小物を探す際の“探索眼”として使うのなら、便利かもしれないけど。

ケーブル付け替え
しかし、今は単に邪魔になるだけ!なので、これらは全部外して、「USBケーブル」だけにしましょう!マイク音声は別立て(線と線)になっているので、これは不要なので捨てます。
(代替ケーブルとして、先回役立たずだったWebカメラのを切り取って使うことにしました)

全体は、ビス2本を外せば、前後のブロックが分離出来ます。(左写真)
USBケーブル線の色分けは、一応一見標準のようで、『黒:0V,:D-,:D+,:+5V』にしてありました。
でも、線の並び|並べ方は、普通「(0V)−(D+)−(D-)−(+5V)」の順序になっているものが多いのですが、これは違った?!(ま、いいけど)

(よくやる間違いを避けたいと思い、)1本ずつテスタで確めながら半田付けをし、USBケーブルを付け換えて、完成!(左上写真<クリック>)

外光の強さとダイナミックレンジ
カメラに入射するはずの「光量」に関して、太陽が上にあって、周りがかなり明るい時、光パワー計で(カメラの向きに)見ると、約0.6mWでした。(ふーむ、これは、「液晶バックライト用CCFTの管面上」の明るさに近いですね)
因みに、手持ちの照度計では、横向きに計っても約15,000Lux以上(制限オーバー)で、計れず。orz (ま、こうした数字・数値は、単独ではあまり意味を成さず、カメラの特性と合わせて考えねばなりませぬ。以前流行した放射能値 xxシーベルトなども、人間の身体や受ける状況にも拠るから、単なる参考値)

これの箱面に書かれた仕様(左写真クリック)では、「ダイナミックレンジ 72dB」の正確さや妥当性は良く分かりませんが、これ位あれば“白飛び”は起きないと見ていいのかな?!

ネットで調べたら、CCD映像センサ自体は、明るくてもそれほど飽和することはないらしいけど、後段の電子回路の方で対応出来なければ“白飛び”するようです。
(そうしたことを考えると、これは“高性能だけど安価になったIC/LSI電子回路”を使った新製品なのかな?)
(つまり、“作り”は粗末だけど、電子回路の方は、進歩したものを使ってるってことか!油断、デキマセンネェ!)

実キャプチャと日差し変化
今は監視本体として、Dynabook CX1/212CEを使っています。
このマシン、機能・性能の点では、殆ど問題が無いのですが、1点左側タッチ・ボタンの具合が悪くて往生してます。殆ど、クリック感が無いもんで。

ま、それは兎も角、キャプチャさせてみたら大きい物体(車や二人連れなど)は、ちゃんと検知出来て、記録出来ますね。(左写真 「枠」は“検知領域”の例)
でも、ゆっくり歩く人や、小粒の人だとキャプチャ出来ません。(一々“検知レベル”を調整すれば可能でしょうが、それでは自動化の意味が無い!)

実は、こうした“検知レベル設定”の問題は、大変厄介なはずです。
その日の天候や時間帯によってかなり変動する(左写真クリック)し、どんな要素を使って、不要な変動を抑えるかは、設計者/プログラマが知恵を絞るところでしょう。
(よし!こんなソフトなら、自分で作ってやれ! ・・・ という実力も無く、暫く悶々としなければならないようです。苦笑)

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