[表紙頁]へ  関連記事の目次へ

[二〇一六年七月一日]
CANON IXY 900ISジャンクを、二箇一で仕上げた
娘から「事務用として使えるデジカメが欲しい」という要望があって、取り敢えず「Panasonic DMG-FX9」と「OLYMPUS FE-5050」を選んで送った。

DMG-FX9」は、私自身が同じ機種を毎日使っていて、その安定性には信を置いているし、バッテリの保ちも良いので、お勧めなのだが、機能的にはやや野暮ったいかもしれない。

FE-5050」は、薄型なのに5倍ズームで、デザイン的にも格好は良いのだが、中古だから何時不具合が出ないとも限らない。
それに、バッテリの保ちも、小型なので少々不安だ。

改めて、自苑の中堅クラスの手持ちデジカメを見直したら、あまり良いのが無い。(ふーむ!)
そこで、CANON IXY-800ISが気に入っていることもあって、兄弟機のIXY-900ISを買い足してみることにした。

初めに買ったジャンクは、外観は綺麗だが「レンズエラー品」(¥700送料込み)で失敗!(図1左側)
次に買ったジャンクは、汚いけど「動作品」(¥750送料込み)だった!
で、二箇一で“綺麗な動作品 IXY 900IS”を一個仕上げた。
(並べて見ると、やはりデザイン的には、IXI-800ISの方が好きだな)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
レンズエラー品
毎回、ヤフオク!でジャンクを買う時に不思議に思うことがある。
説明に「バッテリが無いので動作は不明。NC、NRで!」と書いてあるのだが、写真を見ると「レンズがちゃんと収まっているレンズエラー品」のこと。
通常の「レンズエラー品」は、バッテリを入れて一度でも電源を入れたら、大抵はレンズが出っ放しになっているはずなんだが。
ところが、写真では、ちゃんと納まっているのが、ヘン!(笑)


実は、これも、届いてから、バッテリを入れ、電源を入れたら、見事に(!)レンズが飛び出して、二度と納まらなかった。
なぜに、(凄ワザで?)押し込んでおいて、後は知らな〜い!って振りが出来るのか、いつも不思議に思う今日この頃。(苦笑)

あまり気乗りはしなかったが、「レンズ部」を取り出してみて、修理は可能か?と調べてみたが、やはり力不足だ!(図3)
結局、何も出来ず、飛び出した部分を押し込んだだけになった。

ただ、この作業で、「外カバー」や「液晶部」は簡単に交換出来そうだと分かった。(図4<クリック>

外カバー入れ替え大作戦
「外カバー」は、上部の嵌め合いが良過ぎて、なかなか外し難いのだが、一旦外してしまえば、本体と「線」で繋がっている箇所も無くて、扱いは楽だ。(図5)
(細いL字形金具は、「液晶モジュール」の右横に軽く置いてあるだけのものだから、特に交換の必要は無い)

取り外す際の「小ビス」群は、殆ど二個一組なので、順に並べておけば元に戻す時に間違えなくて良い。
(ただ、右手側の「長目のビス」は「場所」が決まっているので、間違えたら厄介)

「外カバー」を交換したついでに、簡単だったので、「液晶モジュール」も入れ替えた。(図6<クリック>
これで、すっきりしたIXY 900ISが出来上がった!
動作・撮影テストも、無難にパス!

900より800!
IXY 800ISの兄弟分兼予備品のつもりで用意したIXY 900ISだが、並べて見ると、どうもIXY 800ISの方がスマートに見える。
(つまり、外見は、IXY 900ISの方が野暮ったく見えるのだ。(図7、図8<クリック>

と思って、欲を出して、追加でIXY 800ISジャンクを一個買ってみたが、やはりこれも「レンズエラー品」で、どうしようもなかった。(¥350送料込み)

もし、娘が今渡してあるもので不具合か不満でもあれば、この二個を試させてみるつもりだが、もうこれ以上、予備品を増やしておく必要もあるまいと思う。


[表紙頁]へ  関連記事の目次へ