[080801]
フィルム読取用ベッドを、作ってみました.
先日から、フィルム・スキャナ代わりに、デジカメを利用する方法をテストしていましたが、フイルムの固定方法やマスクなどの問題があったので、少しちゃんとマスクしてフィルムも固定出来る方法を考えました。
それと、近接撮影の出来るデジカメを探したら、以前J&Pジャンク市で買ってあったKYOCERA Finecam M400R(\1,000税込、CCD不良品でメーカへ送付修理済み)が、かなりクローズ・アップに耐えられそうなので、これを使う事に。
B/L、フィルム、カメラを立てたまま相互位置を調整出来るように考えて、(先回余った)板だけでベッドを作成してみました。(20x20cm2と8x20cm2の板2枚。費用は約\70)
やってみたら、35mmフィルム面は、全面をデジカメ側画面のほぼ一杯になるまで近寄れます。撮れた画像が、修正さえ適切なら、何とか使えそうな気がして来ました。
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フィルムとフレーム.
F420改バックライト(B/L)とFinecam M400Rとは、同一平面に置けば上手く撮影出来そうです。
問題はフィルムの保持と光洩れを防ぐ枠(フレーム)なのですが、前に買ったフィルム・スキャン用の機材から、フィルム・ホルダを一時借用。(これだとフィルム周囲からの漏れ光は、かなり抑えられる)
ただ、ホルダそのまま立てると、高さがB/Lやカメラと上手く合わないので、切り込み(実は、板を切り離して隙間を作っただけ)を作って、そこに枠を嵌め落として全部を面一にしました。
(因みに、板厚は約6mmですが、今回偶々枠の形状に合っていて、必要高さだけ沈める事が出来ました)
それ等を並べたのが、左最上部の写真。(工作べたの典型作品例です)
結果.
また、以前の参考写真を挙げますが、今回のは色調調整は手間が掛かりますが、何とか見易い色合いに出来ました。下の写真。(多分、本当の色合いではないかも知れませんが)
また、下の写真<クリック>で、撮影直後の写真ですが、結構フレーム一杯に撮れています。でも、かなり樽歪みが目立ちますね。
(これの対策は?...また、近接撮影に適したジャンク・デジカメを探す事でしょうか)
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