[020824]
Lib60に、GPSを載せました.
先日、中古のIOデータ製PCGPSを、AMiTY VPに載せてみたのですが、設置場所に困って、搭載マシンを(HDDを10GBにした)Lib60に替えてみる事にしました。
IOアダプタ(と、"マジック・テープ"も)必着(?)という条件で、グローブ・ボックスの上に納まりました。
しかし、常設は、温度・振動・盗難などの点から好ましくないので、必要に応じて設置・取外しする事にしてます。
(尚、Lib50Mは、反射が多く見難いことや、ペン紛失の怖れ(?)、HDの容量不足などから、今回は見合わせ。)
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電源直結コードとヒステリシスのこと.
Lib60への正規の供給電圧は15Vですが、電池が10.8Vなので、多分12〜14V位でも動作するでしょう。
という見込みで、車のバッテリから直接(勿論、シガーライタ経由で)取る事に。
通常は、DC13V→[DC-ACコンバータ]→AC100V→[専用ACアダプタ]→DC15V→Lib60とするべき処でしょうが、当苑のモットー"省けるものは、極力省く"で、直接接続コードを作って、本当に直接接続しました。
ところが、停車時に接続してみると、電源供給ランプが付きません。エンジンを始動させて吹かすと、やっと点灯。
その後、エンジンを止めても点灯していました。どうやら、Lib60の電源回路には、ヒステリシス特性があるようです。(標準内蔵バッテリを外して別電源で測った時のランプの消灯・点灯状況は、右表。)
これから考えると、外部電源は13.5V以上でないとダメみたいですね。
消費電圧・電流特性.
車の電源電圧が大幅に上下しても大丈夫かどうかを確認するために、Lib60の消費電圧・電流の静特性(HDD休息中)を測ってみました。尚、HDDの動作中は、消費電流が1.3〜1.4A位にまで跳ね上がります。
12〜16Vの範囲では、電流の急変などは無さそうなので、ノイズの混入などを除けば、この"直結方式"でも大丈夫でしょう。(消費電力は、HDD静止時で約10W、動作時で約20Wと計算できますが、電流測定の精度があまり高くないので、目安です。)
直結で数十分走行してみましたが、ノイズの影響などは無かったようです。(何せ、走行中に見ることは禁止(?)されていますので、停車毎(!)でしか分かりませんでしたから。少なくとも、"PCが暴走するようなノイズ混入"は、ありませんでした・・・・・車がいい?)
現日時の設定.
走行前に、取り敢えず地図ソフトを"現在位置表示"指定で動作させてみると、"何か妙だなぁ?青色しか見えない!"
そこで領域を広げてみると、ここは何と!南紀沖南へ数百Kmの太平洋上ではありませんか。"じょ、じょ、冗談じゃない!?"
取扱説明書に、"現時刻が、1時間以上ずれていると、正しい位置表示ができない"と書いてあったので、早速日時を確認・再設定しました。(何故か、日時が随分狂ってた。)
(尚、修正後、単にソフトを再起動するだけでは戻らず、一度電源をオフ後に再起動して、やっと正しく現在位置が表示されました。)
実用性は?
地図が少し旧いので、新しくできた道路などは出てませんが、(太平洋上は別としても、)自車が大体どの辺りに居るかが分かるようなので、それなりに使えそうな感じ。
でも、遠出した時、迷って困ったのは10回に1回あるか無しかです。それも探検気分でわざわざ変な道を選ぶから迷うので、大人しく通常の道路を走っていれば、まず困ることは無いのですが。
(さて、そんな変な道に走り込んだ場合、GPSは、ほんとに助けになるんでしょうか?それは、その内やって見ましょう。)
そこそこ、役に立ってます。(後日記)
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