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[131012]
改良版光線銃を、作製した

エアガンのジャンク品で、鳩追払い用の光線銃を試作したが、その後で、ある製作記事を拝見して、驚喜♪
私には、大体、あの玩具鉄砲類が、こんなのに巧く使えるなんて発想が出来なかったので、“目から鱗が剥がれ落ち”、直ぐに、以前見掛けた百五円ショップへ走った。尢.....
買って来たのは、GUN-DSKS-333)(\105税込み 左写真<クリック>)

何といっても、これは中に「電池」を仕込めて、引き金で「電源ON」に出来るのが最高! それに、分解と組み立てが易しそうな構造もいい!
・・・ という事を、あるサイトの写真で拝見しながら、懸案の“電池|バッテリの収納方法”をあれこれ考えていた。

今回の改良版では、先回未遂だった「引き金」の有効利用と「バッテリ」の内蔵化が出来て、見栄えや扱いが格段に良くなった!(左上写真)
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鉄砲の分解
まず、分解してみて、感心と驚き!
配線の細さは別にして、鍛冶屋さんも指摘されていたように、「製造原価」と「売値」には、いささかクビを傾げさせられた。これを、良く百五円で作れるものだ!?(左写真)

ところで、銃口先端の「オレンジ色のキャップ」だが、これがなかなか外せない!
電工ペンチで挟んで廻したら...ワッ!捻じ切れてしまった。(左写真クリック)

中華製は、これだから困る!
ネット上では、こうした糊付部は“簡単に外れる|外せるぜ!”という話や、“外れないが、どうしたら外せるの?”という質問などを見掛けるが、状態は様々らしい。
これは「再現性の有無」の話にもなるのだが、例えば、ヤフオク!落札品を不良品だ!と訴えても、(多分)同じ不良は再現させられないので、立件が甚だ困難なのだ。(腹が立ったら、)出来るのは、そうした事例の“公開と周知”くらいで、小さい事は、“無視か利用”か。(笑)

レーザー光源と押しボタン押し
不要な中身を全部放り出してから、「スライド」の片側を、鍛冶屋さんに見習って、瞬間接着剤で本体側に固定。
これで、「レーザーポインタ」のヘッド部の“位置決め”がし易くなる。
(元スピーカー座部に少し切り込みを入れて、)「ヘッド部」を乗っけてみた。(左写真)

それの「押しボタン」を押し続けるために、先刻捻じ切った「オレンジ・キャップ」を利用したのだが、キチキチなので割れ目を入れて被せた。(左写真&クリック)
これの弾性に加え、両側の「スライド」を閉じることで、何とか押さえ続けられそうだ。

しかし、このオビの厚みが仇|邪魔になってか、射線がどうしても少し上向きになってしまい、照準器?の使いかたが難しくなる。
それに、「レーザポインタ」によって、長さも少しずつ違うので、“支え方”も変えないといけないので、この辺りは、もう一工夫が必要なようだ。

配線と電源端子
「レーザポインタ」の接続は、今回も外側+電極に先回使ったバネを利用。
内側−電極は、今回は直接半田付けした。

元々使われていた配線材は、(使おうと思えば、使えただろうが、)細過ぎて拙かろうと思ったので、使わず。普段使っている細目のビニール線で配線をした。(左写真)

単3型電池を入れる箇所は、ニッパーとペンチで衝立などを切り取り、充電が出来るLi-ionバッテリを入れられるように加工した。(左写真クリック)
尚、ダイオードと太銅線は充電用端子で、これの充電は、“状態を見ながらの定電圧充電方式”でやるつもり。
(...しかし、後で“電池の消耗状態”や“発光輝度の低下状態”をみていると、これほど「大容量バッテリ」は必要無くて、「単3型充電電池」でも十分だったかも!と思うようになった。それなら、余計な加工の必要も無かったし。orz)

組込み完了とテスト
(ま、バッテリは捨てるのを有効利用したのだ!と思い直して、)破壊加工した電池ケースにバッテリを押し込み、簡単な配線を済ませた。(左写真)

両側のカバーをして、取り敢えず、引き金を引いてみたら光線は出るので、目的の「光線銃」にはなっているようだ!(左写真クリック)

この後、射線の修正で、かなり梃子摺った。
黒いクッション材を、色々な厚みや大きさに切って、それを噛ませたは状態を確かめたが、なかなかピタリとはならないものだ。
その内、留めビスも緩んで来たので、いい加減で妥協してしまった。
後は、自分の眼で補正することで我慢。orz

実用性は?
当苑は、静かな住宅地の中にあるもんで、結構遠くの鳩の鳴き声も聴こえて来る。
デジカメ(SP-550UZ)のワイド側で撮影すると、豆粒にも見えないが。(左写真クリック)

こやつを、狙ってみた。(左写真)
(思うように当てられず?)大分長時間粘っていたら、突然?羽ばたいて舞い上がった。
これが、本当に「光線銃」の光線が当たって、逃げたのかどうか良く分からず。

でも、この後での状況で、近くに来た時に照射すると直ぐ反応する様子から、鳩君(達)は“このチラチラは、嫌なモノ!”って感じるようになっているのかな?それならシメタもの!

遠くのヤツは根気良くこれで撃退処置をしようと思っているが、近くに来た時には「エアガン」の方も使いたい。(AUTOMAG IIIだと、近ければ10発に1発は当たるど〜♪)
しかし、鳩君(達)が、全然来なくなっては物足りないから、程ほどに来訪される事を期待している。(笑)
(尖閣諸島に入ってくるシナ|中国の船にも、色々な撃退方法を考えておくと面白いのだが、真面目な海保には無理か)


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