[020503/020505]
ACアダプタ(非純正)が、少し増えました *追記あり
"これも使えそうだな!"、"これはどうだろう?"などと買い込んでいたら、PC110に使える(ゲテモノ?)ACアダプタが、段々増えて来ました。
増えたからって、どうって事も無いのですが、まあ安価な非純正品でも、いざと言う時には代用として直ぐ充当できるって事になりましょうか。
(参考電圧値・電流値は、別記参照)
これらの中でも、やはりCD-20X用のものが、一番コンパクトで使用・収納ともにグッドですね。
非純正品と純正品
メーカ | 機種名・用途 | 電圧(V) | 電流(A) | サイズW・L・H(mm) | プラグ |
コンパック | EVP100 | 10 | 1.5 | 50・66・31 | バネ式 |
旭光学 | EI-D-AC1 | 9 | 1.33 | 59・89・31 | バネ式 |
秋月電商 | NP12 | 9 | 1.2 | 49・54・30 | 交換(市販筒式) |
IBM | PC110 | 10.5 | 1.3 | 42・70・25 | 筒式 |
IBM | CD-20X | 10< | 1 | 44・55・27 | バネ式 |
注:サイズは、突出部を除いたおよその値。
コンパック製は、どの機種用でしょうか?(*注)本体は小さいのですが、ACコードの方が結構嵩張ります。あるジャンク店で特価(\300)で出ていたので、そっと1つ買ってみたもの。(プラグがバネ式(?)なのでもっと利用してやろうと、後日追加で買いに行ったら、沢山あったのに売り切れてました)
旭光学製は、さる大手販売店で見切り品(\500)として積まれていたものです。(これは、デジカメのオプション品だとかで、外箱にはスペック表示がまったくありませんでした。こんなの困りますねぇ。止むを得ず(?)、中身を引っ張り出して、確かめましたけど)
秋月電子通商製は、既述。これは、元々デジカメ用に購入したものですが、プラグを同じにしたのでPC110でも使えます。
*追記:出力電流-電圧特性
これらの非純正ACアダプタいずれも、"無負荷/有負荷に拘わらず、電圧はそう極端には変わらないはず"と見ていましたが、確信が持てなかったので、一応出力電流-電圧特性を測ってみました。
尚、純正品の特性(PC110用type2413-Y)は、以前に採取。
結果は、期待した通りで、オープン時でも、定格電流を流した時でも、ほぼ所定の電圧が出ています。
この内、旭光学製は形が大きい分だけ、パワー踏ん張り力も大きいようです。(伊達に大きいわけでもないみたい。それにしても、「定格電流の公称値」は、えらく控えめですね)
(余談ですが、昔のACアダプタで非安定化式のやICレギュレータ方式のものだと、図体がでかい上に、オープンでは出力電圧が高く、電流を取り出すと電圧が急激に下がってくるという嫌な特性がありました。最近のは殆どスイッチング・レギュレータ方式なので、小型でもそこそこ安定したパワーが取り出せて、大変具合がよろしいようで)
プラグの正電極構造-バネ式?筒式?
多分、普通はそんな呼び方はしないでしょうね。(でも、正式呼称を知らないもんで、)ここでは便宜上そう呼んでおきます。(もし、ご存知の方居られましたら、ご教示下さい)
(筒式は、中の電極部が円筒状のもの。バネ式は、バネ状電極で両側から挟む方式のもので、口の両側に切れ込みのあるものです)
PC110の純正アダプタは、手持ちの2個とも筒式で、CD-20X用はバネ式です。
市販のプラグの多くは筒式ですが、買った安物(?)は、状態によっては非接触になり易いようです。
デジカメで使っていてうっかりプラグ部に触ると、電源が落ちてリセットされてしまい、泡を食う事しばしばでした。(あゝ!ここの費用はケチるべきではなかった...)
余談
世の中には、超小型品もあるようですが、本体だけ小さくなっても、コード/ケーブルの太さ・長さの問題が残るので、大きさは程々がいいのでは?と思ってます。
それに、コードなどは、ソニーのラジオのように本体巻込み式のようなのがあれば、便利なんですがねぇ。
*注
ネットで、「Compaq,発火の恐れがあるACアダプタをリコール」ってな
記事がありました。(やれ、やれ。該当地域ではないにしても、気になりますね)
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