[2003/02/25]
PC110メイン機が、遂に事切れました
当「我楽多苑」の開所以来ずっと、苑主の酷使に耐えて、よく頑張って来てくれた初代PC110が、昨夜、遂に動かなくなりました。
多分、動かない原因はメモリ回路関係だろうとは思うのですが、もう本体内部もかなり荒れて来ているので、手を入れずに、そろそろ引退させてやりましょう。余生は、部品取り用として大事に扱ってやります。
(しかし、これって、追加の予備機を買った直後の事なんですよ...)
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状況
メイン・メモリを外してから、32MB拡張メモリ板の24MBだけで動かしていましたが、Win95が、時折暴走するようになりました。
メモリ板を16MB板に替えると、問題が無くなったようなので、これで動かしていたのですが、また昨日からフリーズし始めました。暫く、騙し々々働かせていたのですが、やはり駄目みたい。
メモリを4MB板に替えてみたら、動作はしていました。(勿論、Win95での動作は無理)
しかし、とうとうその4MB板でも、立ち上がらなくなってしまいました。
酷使の足跡
この初代機は、随分ハードを弄って来ました。その経緯は以下のよう。
1.クロック・アップ(33→40MHz)
2.スピーカを壊して、取替・修理
3.電源ヒューズ(アダプタ側)を飛ばして、修理
4.PCカード・スロットの蓋が弛んで、補修
5.(スマ・)ピコ・スロットを拡幅して、マイクロ・ドライブ装着
6.電源ヒューズ(バッテリ側)を飛ばして、修理
7.タッチ・パネルを、実験で仮付け(実験のみ)
8.メイン・メモリを換装しようとして、失敗
結局、最後のメイン・メモリ換装失敗が祟って、今回の結果になってしまったようです。(CPU換装までやれないかな?と考えていたのですが、ちょっと無謀だったようです。いずれにせよ、無理をし/させ過ぎたきらいはあります)
生き物?
予備機を購入するまでは、16MB拡張メモリ板で普通に動いていました。
でも、予備機を側に並べられた時、"自分の出番はもう終った..."と考えたのでしょうか?予備機を整備するために、WmousePdを、こいつからコピーしようとしたら、フリーズしてしまいました。
整備は抛っぽり出して、これの回復に努めましたが、(薬石の効無く?)遂に息を吹き返しませんでした。
このマシン、自分の引き退き際を心得ていたような気がして、ちょっと不憫。(非生物なんですがねぇ)
春が来た
生き物と言えば、そろそろ、草木なども芽を吹き始めている様子。滅するものあれば、生まれるものあり、でしょうか。
みみラボ!さん処の庭にも、春が来たそうです。