PC110 6-inch WVGA-TFT 画面右寄せ 調べ [to English Note]
以前から、"6-inch WVGA-TFT-LCD"の表示画面を右に寄せて(図2[クリック])、前枠の「IBMロゴ」を削らないで済む方法を模索しているのだが、なかなか良い方法が見付らない。(図1)
既に、3台の"6-inch WVGA-TFT-LCD"が稼働中だし、2台ある"5-inch WVGA-TFT-LCD"の方は、前枠の窓より小さ目なので、「IBMロゴ」は削らないで済む。
だが、小さな画面が更に小さくなる。なので、出来れば見易い"6-inch WVGA-TFT-LCD"にしたいのだ。
また、"5-inch VGA-TFT-LCD"は、サイズ的には丁度良さそうだが、敢えて、それらを追加購入するのは、もう無駄。
起動時に、「ct65535c、d」などで、XR1C=7Fh、XR56=10h、...と設定しておけば、"テキスト表示モード"ならきちんと、"全画面・右寄せ"が出来ているのだが、途中で、"画像表示モード"などに切り替えると、右端が欠けてしまう。つまり、640ドット目以降は切り捨てられてしまうようだ。
「Win95」などでも、同じ状態になる。
切り捨てられた右端を回復するには、自動化は無理だろうと思うので、手動(キー押し)で修正出来かどうかを実験中だ。
その操作キーとして、「Fn+F7キー」が使えないかどうかを調べているが、その「Fnキー」がプログラムでは検出出来そうにないので、困っている。(T.T;?
代替案は「Ctrl+F7キー」だが、(妙なことに、設定不足なのか)画面が正常に戻らないので、この案も停滞している。
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+++ Fn, Fn+F7の検出をしたい +++
何とか、「Fnキー」、「Fn+F7キー」が検出出来ないものかと、旧い「IBM PC活用ハンドブック」を紐解いて、"キー入力データ"に関係するデータ領域"40:17h〜40:96h"を調べ始めている。
作成中の、"キーボード・バッファ"を読み出すプログラム(図4[クリック])は、"データ領域全体"を読み出すようにしているが、その"データ領域"は、「PC110」も"PC/ATマシン"と同じような構成らしい。(図3)
しかし、入って来るキーボード・データに、「Fnキー・コード」があるのかどうか、よく分からず。
どうも、"キーボード・バッファ"に入る以前に処理されて、消えてしまっているのではないかと思う。
なので、この領域よりも、"INT 09h"か"INT 16h"を調べた方が良いのではないかと、考えている。
[令和二年十月九日(2020/10/09)]
PC110 6-inch WVGA-TFT 画面右寄せ 進む [to English Note]
"Fnキー"の入力痕跡を、"INT 09h"、"INT 16h"などで調べてみたが、やはり見付らず。
当時の設計技術を推測すると、"Fnキー"を使った操作を、わざわざプログラム(ソフトウェア)で処理するよりも、ハードウェア(結線)で手っ取り早く片付けた方が、"ROMサイズ制約"などでは、楽だったのかもしれない。
で、現状を見直して、"Fn+F7キー押し(LCD/CRT切替)”や"画面モード変更"によって、折角右寄せした画面の右側が欠落する問題を、別のキー押しで修正・解決する方法を模索することにした。(図5)
「ct65535d.exe」を改良した「ct65535e.exe」で、あれこれ試行錯誤した結果、右寄せは、XR56=10h、XR1C=70hに初期設定しておく。
後で(表示モード変更などで、変られてしまった)XRレジスタの値(「XR1C=4Fh」)を、「Ctrl+F7キー」で書き直す(XR1C=50h〜70h任意)と、元のように右側画面を取り戻せることが分かった。(図6[クリック])
しかし、このプログラム(ct65535e.exeの常駐部)は、DOS上でしか有効ではない。
残念ながら、Win95,98では、無効。
次の課題は、それらの"Win-OS"上でも、補填操作が出来るようにすることだ。
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+++ 右寄せの効果と現補填方法 +++
前枠を削ってまで、敢えて「6型WVGA-TFTモジュール(800x480)」を使いたい理由は、幾つかある。
画面が大きくて見易いこと、「中継基板」が簡単なことや、"画面の上下"が前枠にぴったりなことだ。
しかし、そのままだと、左側を大きく削らねばならず、「IBMロゴ」が欠落してしまい本来の「PC110」の前姿を大きく変えてしまっていた。
画面を、平行移動で"右寄せ"出来れば、前枠を切り落とす割合を小さく出来る。(約8mm幅に)
そして、「IBMロゴ」も、完全に残せる。(図7)
(既に削り取ってしまったマシンの前枠は、もう元には戻せないので残念なのだが、これもジャンク修理の一つだと考えれば、その内、何か良い案を思い付くかもしれない)
"画面の右寄せ"は(私的な)"後付け操作"なので、"表示モード"が変わると画面の右側が欠落するので、その度に手直しが必要になる。
それを、"ct65535e.exeの常駐部"で、対処させるようにした。
「Ctrl+F7キー」を押せば、"表示モード"の変更によって書き換えられたXRレジスタ値を、(面倒だが、手動で)書き戻すことが出来る。(図8[クリック])
実は、このプログラム(ct65535e.exeの常駐部)が、「Win95、Win98」でそのまま使えれば良いのだが、"そうは、問屋は卸してくれない"ようだ。
私のプログラムが"所謂、オブジェクト指向風"ではなく(ルール無視なので)、OSからも無視されている模様。
(やはり、何らかの妥協が必要らしい。苦笑)
[令和二年十月二十三日(2020/10/23)]
PC110 6-inch WVGA-TFT 画面右寄せ 試す [to English Note]
「6-inch WVGA-TFT-LCD」を使った場合、"画面の右寄せ"をすると、"グラフィック表示"や「Win95,98」上では画面右側が欠ける現象(図9)を、手操作で修正・改善する方法を考えて来た。
前回、「PC-DOS」上では、"キー操作"で、それを改善出来るようになったが、「Win95、98」上では、まだ出来ていないのだ。
今回は、「Win95」上で、ポート3D7hの値が"4Fh"になってしまっているのを、"5Fh〜70h"に書き換えるだけで、"右端欠け状態"を改善出来ることを、(既製のプログラムを使わせて貰って、)確認した!
当初は、もしかしたら、そんな単純な方法(XRレジスタ1個の書き換え)だけで、改善出来るのかどうかが疑問だったのだが、試してみたら、上手く行きそうだと分かった♪
自作のプログラム("ct65535e.exe"の予定)は、まだプログラミングの学習中なので、先になるが、全部のXRレジスタを調べ直す必要が無くなったので、シンプルなのが出来るだろうと思う。
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+++ DriverLINX利用のソフト +++
試したのは、Scientific Software Tools Inc.製「PORT95NT.EXE」(図11)とkaoaru氏作の「PortIO.exe」(図12[クリック])の2つで、どちらも、「DriverLINX」を利用している。
否、「PORT95NT.EXE」は、「DriverLINX」の"サンプル・プログラム"と"インストーラ"だ。
尚、"PrtScr操作"で採取した画面には、"右欠け"は無い。
これらのソフトでは、
Adr [3D6]Val [1C]
[3D7] [5F]
と、2回書き込まねばならないが、「5F」を書き込んだ時点で、「Win95」上の画面右端がぱっと広がるのが有難い!
一度書き換えれば、壁紙などを替えても、再び"画面右欠け”が起きることは無いと思う。
(まだ、調べ切っていないが、そうあって欲しい!)
目下、「nFSTN-LCD」を本来の「FSTN-LCD」にする為の"Compensation Film"を探し出して来たので、それの実験も愉しみだが、この「WVGA-TFT-LCD」も、無調整で明るくて鮮明なので、使い易い状態にしておきたいので、プログラム作成に努力したいと思っている。
[令和二年十一月一日(2020/11/01)]
PC110 6-inch WVGA-TFT 画面右寄せ Win95用 [to English Note]
先回、「DLPortIO.BAS」を使うと、「Win95」でも"右寄せ"が出来る状態になった。
ところが、「Fn+F7キー」で一度画面が崩れると、元には戻せなかったので、それで往生していた/困ってしまっていた。(図13)
今回は、「Win95」上で、そうした崩れた画面からでも、強制的に、正常な右寄せLCD画面に戻すことが出来る自作プログラムを、「VB6.0(Visual Basic ver6.0)」と「DLPortIO.BAS」で作成した。(β版:ct65535w+.zip)(図14[クリック])
ただ、"キー操作"だけでは、そのプログラムを起動することが出来ないので、まだ改良が必要なのだが、当面の使用では問題はないと思う。
当初は、自力ではとても無理だろうと思っていたが、(前枠から「IBMロゴ」を削らないで置くための)"WVGA-TFT-LCD画面の右寄せ"が、「PC-DOS」だけでなく、「Win95」でも可能になった。
今の処、"DOS用"と"Win用"とは、"別建て"だが、それらの統一化は考えていない。(気が向いたら、やるかもしれないが)
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+++ XRレジスタ群 +++
今回のプログラムでは、設定すべき"XRレジスタの個数"を、大幅に増やした。
今までは、LCD⇔CRTの切替によって変化するレジスタ群だけに着目していたのだが、やはり、それだけでは不十分だったらしい。
兎に角、LCD(FP)に関係するらしいXRレジスタ群を全部含めて、更改・設定するようなプログラムにしてみた。(図15)
勿論、CRT(外部ディスプレイのこと)に切り替える場合も、同じXRレジスタ群を、(同じ値であっても)全部書き換えている。(図16[クリック])
(この辺りは微妙で、もしかしたら省けるかもしれないが、"冗長さ"は構わず、同じ値でも書き換えることにした)
(図15の)xr(17)は、"XR56レジスタ"の設定値だが、これは「右寄せ幅」の相当する。
この値は、コマンドラインのオプションとして与える。つまり、[ct65535w.exe 10]のように書けば、10*xmドット分だけ画面を右寄せすることが出来る。(このm値は、資料には"文字クロック数"だと書いてあるので、m=8 かもしれないが、確認はしていない)
此のプログラムの本体をルートに置いて、「ショートカット・アイコン」を作り、そのプロパティの"コマンド項"で、上記のように書いて、「Win95」の「スタート・メニュー」に入れておけば、自動的に"右寄せ"が出来る。
(前もって起動しておかねばならないのだが、)「Fn+F7キー」を使用して画面が崩れた時には、「Alt+7キー」でLCD⇔CRTの"画面切り替え"と"画面の正常化"が出来る。
(但し、「Fn+F7キー」と「Alt+7キー」で画面切り替えを行っていると、CRT画面が出ないこともある)
今後の課題は、常駐させておけば、わざわざ起動はしなくても、「Alt+F7キー」で直接画面切り替えが出来るようにしたいと思っている。
[令和二年十一月四日(2020/11/04)]
PC110 6-inch WVGA-TFT 画面右寄せ Win98 [to English Note]
前枠の「IBMロゴ部」切り取ってから、約1年半後の今、やっと、その部分を"ハードウェア的&ソフトウェア的"の両面で、元に戻すことが出来た。(図17)
「Win98」画面の"自動的な配置"で、すべて備えは出来た。
(ただし、その代わりに、右側を約9mmほど切り取らねばならない。上・下側については少し画面が隠れるが、そのままでも、殆ど気にならない)
"ビネガーシンドローム"を発症して、見えなくなっていた「PC110」の全画面を回復するために、「6-inch WVGA-TFT-LCDモジュール」を用いることにしたが、その時は"左寄り"でしか表示出来なかった。(図18[クリック])
止むを得ず、左側の「IBMロゴ部」を(ハードウェア的に)切り取ったのだが、もしその画面を(ソフトウェア的に)右寄せ出来れば、この部分を切り取らなくても済む話だった。
努力して「ディスプレイ・デバイスC&T65535」の"XRレジスタ群"の設定を変えて、「TFT-LCDモジュール」で表示出来る「DOS版プログラムct65535a, c, d」を作成したが、これを修正した「ct65535e /mx」で、必要な幅(x:16進数)だけ右寄せが出来るようなった。
(尚、ct65535cでも右寄せが出来るが、/mfでは、やや幅が不充分なので、ct65535eでは、/mxで、xの2倍幅になるよう変更・改良した)
しかし、これらは「PC-DOS、MS-DOS」上でしか有効ではなかったので、更に「Win95、98」上で働くプログラムを、「DLPortIO.BAS」を利用させて貰って、「VB6.0」で作成した。
"プログラム名"と"オプション"は、(Win95,98版) [ct65535w x」で、必要な右寄せ幅xは、例えば、x=14と10進数で指定する。
このプログラムの実行には、先に「PORT95NT.EXE」(使用・配布は自由)を実行して、「DlPortIO」を組み込んでおかないといけない。
此の"IOドライバ"の存在は、私にとっては、大変有難かった!(感謝!)
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+++ 前枠の補修と中継基板 +++
一応、「DOS」から「Win98」までのOSで、右寄せ動作の確認が出来たので、前枠の「IBMロゴ部」(残っている分だけ)を、裏面から黒色の「ホット・メルト・ボンド」で留めた。(図19)
此処は、左程、力が掛かる処ではないので、多分、この留め方でも大丈夫だろうと思う。
改めて見直すと、此の「6-inchWVGA-TFT-LCDモジュール」は、前枠内一杯になっている。
ただ、モジュール背面は隙間が出来るので、小さなクッション材を張り付けてある。(図20[クリック])
尚、「中継基板」は、最終版手前のものを手配線で補修してあるもの。
今回、単なる前枠の加工だけだったのだが、FPCの取り外し、取り付けの影響か、本体の表示機能に不良が発生してしまった。
青色の上位ビット(B3かB4)の出力が欠けたようだ。
以前に、赤色の上位ビット(R4)の出力が欠けて、現在に至っている。
...ところが、暫く動作させっ放しにしておいたら、青色の方は、少し色味が改善していた。
[令和二年十一月九日(2020/11/09)]
PC110 6-inchWVGA画面右寄せプログラムct65535w,e 使用 [to English Note]
表示器として、「6-inchWVGA-TFT液晶モジュール」(800x480)を使った場合、モジュールを右側に一杯寄せて置いたとしても、表示される画面は左端に寄った状態になっている。
その画面表示を、適量幅だけ右に寄せて、前枠内の適当な位置に右シフトする為のプログラムとして、「ct65535w.exe」(Win95,98用−図21)または/及び「ct65535e.exe」(PC,MS-DOS用−図22[クリック])を使用する。
残念だが、まだ「Pasonaware」では、上手く働かない。
多分、「Alt+F7キー」が使えないからだろう。
(因みに、exeファイル以外は、参考用ソース類である。マニュアルは作成していないので、asmファイルを参照のこと)
「DOS画面」では、「ct65535e.exe」だけで済む。
「Win画面」では、「ct65535w.exe」と「ct65535e.exe」(または、ct65535c, dでも可)を併用するのが良い。
そのわけは、"ct65535e"は、早い段階から、液晶画面の表示をし始めることが出来る(図21)が、"ct65535w"は、最後段階で画面全体を整えるからだ。(図22[クリック])
特に、「Win」動作中に強制終了した場合、次に「Win」を立ち上げようとすると、「Yes/No」の操作を「DOS」画面で待っていることがある。その際には「ct65535e」が必要/有用だ。
「ct65535e.exe」は、それ単独で動作するので、"Autoexec.bat"の先頭行にセットしておくだけでいい。
このプログラムは常駐するので、表示の切り替えや補修は、「Alt+F7キー」、「Ctrl+F7キー」で行える。
「ct65535w.exe」は、"スタートメニュー"内の"スタートアップ"内に、「ショートカット」の形でセットしておく。
尚、このプログラムは、「DlPortIO.dll」、「msvbvm60.dll」、「oleaut32.dll」とを予め、インストールしておかないと動作を開始しない。ただし、msvbvm50.dllでは動作しなかった。
「DlPortIO.dll」は、「PORT95NT.EXE」をインストールすれば、組み込まれる。
残り二つは、ソフト集積サイト「VECTOR」のKuutan氏の『要最低限Visual Basic 5.0ランタイム』及びその他から頂いた。
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+++ セットする場所 +++
「ct65535w.exe」を自動的に実行させるには、"スタートメニュー"内の"スタートアップ"に、その"ショートカット"を置く。(図23)
その際、右寄せ幅は10進数字の1〜2桁で指定するが、極端な値を指定したら、画面が出ないことがあって、私も泡を食った。(数値のチェック、制限をしていないからだが)
最初の実行後、「アイコン」は、(自動的に)縮小化して「タスクトレイ」に入るが、必要に応じて拡大して、操作出来る。
「ホットキー」は「Alt+7キー」(画面切り替え)と「Alt+6キー」(プログラム終了)で、これには、F7キーなどは使っていない。
「ct65535e.exe」は、「autoexec.bat」の先頭行近く(図24[クリック])、あるいは、「config.sys」内の最後行辺りに置いても働くようだ。
"テキスト画面"では、正常表示のままだが、"グラフィックス画面"になると、画面の右端が欠ける。
これを、「Ctrl+F7キー」を使って補充・補正する。
勿論、「Alt+F7キー」でも、同じ結果を得ることが出来る。
(XRレジスタの値を1個だけ書き換えるか、十数個を書き換えるかの違いだが、「Alt+F7キー」の場合、一旦"CRT表示"に切り替えてから、"LCD表示"に戻す操作をする)
このプログラムは、自動的に常駐し、「Alt+F7キー」で、内部(LCD)面と外部(CRT)画面の切り替えが出来る。
ただし、本体の「Fn+F7キー」の操作状態に依っては、片方で表示が出ないことがあるので、「Fn+F7キー」と「Alt+F7キー」を操作してみて、望ましい表示状態が得られるように試すと良い。
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PC110 6-inch WVGA-TFT screen right justify, check
For a long time, I'm looking for a way the " 6-inch WVGA-TFT-LCD " display screen has been moved to the right (Fig.2 [click]) , and to avoid removing the " IBM logo ", but I can't find a good way. (Fig.1)
Three " 6-inch WVGA -TFT-LCD" machines are already in working, and two " 5-inch WVGA -TFT-LCD" machines which are smaller than the front frame window are working, so I need not to remove the "IBM logo".
But, the small screen becomes even smaller viewing.
I would like to make it an easy-to-read " 6-inch WVGA-TFT-LCD" if possible.
Also, " 5-inch VGA -TFT-LCD" seems to be just right in size, but it is no use daring to purchase additional ones.
When I set XR1C=7Fh, XR56=10h, ... with " ct65535c, d " at startup, " Text display mode" is properly "full screen/right justified", but if I switch to " image display mode " etc. in the middle, the right edge will be missing. In other words, it seems that displaying after 640th dot will be truncated.
The same situation occurs with " Win95 ".
I don't think automation would be possible to recover the truncated right edge, so I'm experimenting to see if it can be fixed manually (keys press).
I'm investigating whether "Fn + F7 keys" can be used as the operation keys, but I'm in trouble because the " Fn keys " is unlikely to be detected by the program. (T.T ;?
The alternative is "Ctrl + F7", but it's also stagnant because the screen doesn't return to normal (strangely, it's not set properly).
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+++ I want to detect Fn, Fn + F7 +++
Somehow, " Fn keys " and " Fn + F7 keys " cannot be detected, so I'm beginning to investigate the data area "40:17h - 40:96h" related to "keys input data" by unraveling the old " IBM PC utilization handbook ".
The program that reads the "keysboard buffer" (Fig.4 [click]) that is being created reads the "whole data area", and the "data area" is " PC110 " seems to have the same configuration as" PC/AT machine ". (Fig.3)
However, I'm not sure if there is an "Fn keys code" in the incoming keysboard data.
I suspect it was processed and disappeared before it entered the "keysboard buffer".
Therefore, I think it is better to check " INT 09h " or " INT 16h " rather than this area.
PC110 6-inch WVGA-TFT Screen right-aligned, progress
I checked the input traces of " Fn keys " with "INT 09h", "INT 16h", etc., but I still couldn't find them.
Guessing the design technology at that time, It is better to quickly clean up the operation using the "Fn keys" with the hardware (connection) than to process it with the program (software). It may have been easier about the limitation of ROM size.
So, reviewing the current situation, by pressing " Fn+F7 keys (LCD/CRT switching)" or "changing screen mode", the right side of the screen is missing problem , I decided to find a way to solve it by pressing another keys. (Fig.5)
As a result of trial and error with " ct65535e.exe " which is an improved version of "ct65535d.exe".
Though I set the right alignment initially with XR56=10h, XR1C=70h , but the value of the XR register is modified to " XR1C=4Fh " if the display mode will be changed with some reasone.
It turned out that the right screen can be restored to the original by rewriting to XR1C=50h~70h (arbitrary) with "Ctrl+F7 keyss". (Fig.6 [click])
However, this program ( resident part of ct65535e.exe ) is only valid on DOS .
Unfortunately, it is invalid for Win95, 98 .
The next my task is to be able to perform compensation operations even on those " Win-OS ".
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+++ Right-aligned effect and current compensation method +++
There are several reasons why I would like to use the " 6-inch WVGA-TFT module " even after cutting the front frame.
The screen is large and easy to see, the "relay board" is easy, and the "top and bottom of the screen" is perfect for the front frame.
(However, if it is left as it is, the left side must be sharpened greatly, so the " IBM logo " is missing and the original of front face of the " PC110 " has changed significantly.
If I can " right justify " the screen by shifting, I can reduce the ratio of cutting off the front frame. (To about 8mm width)
And " IBM logo " can be completely left. (Fig.7)
(It's a pity that the front frame of the machine that has already been scraped off can not be restored anymore, but if I think that this is also one of the junk repairs, I may come up with some good improvement plan. )
Since " Screen right justification " is a (private) "retrofit operation", the right side of the screen is missing when the "display mode" changes, so it needs to be reworked each time.
It was made to deal with it by " ct65535e.exe resident part ".
By pressing " Ctrl+F7 keys ", I can write back the XR register value rewritten by changing the "display mode" (troublesome, but manually). (Fig.8 [click])
It would be nice if this program ( resident part of ct65535e.exe ) could be used as it is with " Win95, Win98 ". It seems that Roast geese don't come flying into the mouth.
It seems that my program is not " so-called object-oriented style " (because I ignore the rules ?), but it is also ignored by the OS.
(After all, it seems that a compromise may necessary.)
[2020/10/23]
PC110 6-inch WVGA-TFT Screen right justification, Test
When using " 6-inch WVGA-TFT-LCD ", on the "graphic display" or on the " Win95,98 ", occure the phenomenon that the right side of the screen is missing (Fig.10 [click]), so I have been thinking about how to manually correct/improve (Fig.9).
Last time, on " PC-DOS ", it was possible to improve it by "keys operation", but " Win95, 98 ", it's not done yet.
This time, on " Win95 ", the value of port 3D7h is " 4Fh " Confirmed (using an off-the-shelf program) that the "right end chipped state" can be improved by simply rewriting " 5Fh-70h ". did !
At first, I was wondering if such a simple method (rewriting one XR register ) could improve it, but when I tried it, I found that it would work. ♪
My own program (planned for "ct65535e.exe") is still learning programming, so I'll go ahead, but since I don't have to check again all the XR registers, I think I can do something simple.
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+++ Software using DriverLINX +++
I tried " PORT95NT.EXE " (Fig.11) by Scientific Software Tools Inc. and " PortIO.exe " (Fig.12 [click]) by Mr. kaoaru , both of which use " DriverLINX ". That's it.
No ! " PORT95NT.EXE " is the "sample program" and "installer" of " DriverLINX ".
There is no "right chipping" on the image of screen collected by "PrtScr" operation.
With these software,
Adr [3D6] Val [1C]
[3D7] [5F]
I have to write it twice, but when I write "5F", I'm grateful that the right edge of the screen on the [Win95] spreads out !
Once rewritten, even if I change the wallpaper etc., I think that "screen right chipping" will not occur again.
(I haven't investigated it yet, but I want it to be !)
Currently, I have searched for a " Compensation Film " to make the "nFSTN-LCD" the original " FSTN-LCD ", so I enjoy experimenting with it.
However, this " WVGA-TFT-LCD " is also bright and clear without adjustment, so I want to keep it in an easy-to-use state, so I would like to make an effort to create a program.
[2020/11/01)]
PC110 6-inch WVGA-TFT screen right justified for Win95
Last time, when I used " DLPortIO.BAS ", I was able to "right justify" even with " Win95 ".
However, once the screen collapsed with " Fn + F7 keys ", I couldn't restore it, so I was stuck/in trouble. (Fig.13)
This time, I made a program with VB6.0 (Visual Basic ver6.0) and " DLPortIO.BAS " that on " Win95 ", even from such a collapsed screen, I can forcibly return to the normal right-aligned LCD screen (β version: ct65535w+.zip ). (Fig.14 [click])
However, since this program cannot be started only by "keys operation", it still needs improvement, but I think that there is no problem in using it for the time being.
At first, I thought it would be impossible to do it on my own, but (to put the " IBM logo" on the front frame without scraping it) "WVGA-TFT-LCD Screen right justification "is not only" PC-DOS " but also " Win95 ".
However, it became possible !
At the moment, "for DOS" and "for Win" are "separately built", but I'm not thinking about unifying them. (If I feel like it, I might do it)
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+++ XR register group +++
In this program, the "number of XR registers" to be set has been greatly increased.
Until now, I have focused only on the register group that changes by switching between LCD and CRT, but it seems that that alone was not enough.
I tried to make a program that renews and sets, including all the XR registers that seem to be related to LCD (FP). (Fig.15)
Of course, when switching to CRT (= external display), the same XR register group is rewritten (even if it has the same value). (Fig.16 [click])
(Such value are subtle and may be omitted, but I decided to rewrite it with the same value regardless of "redundancy")
Xr (17) (in Fig.15) is the set value of the "XR56 register", which corresponds to the "right-aligned width".
This value is given as a command line option. In other words, when I write something like [ct65535w.exe 10], I can right-justify the screen by 10 * m dots. (This m value is written as "character clock number" in the document, so it may be m=8, but I have not confirmed it.)
Put the main body of this program in the root, create a "shortcut icon", write as above in the "command item" of its property, " Win95 When I put it in the "Start Menu" of " Win95 ", it can automatically "right justify".
When the screen collapses by using "Fn + F7 keys", the program can be done "Screen switching" and "Screen normalization" of LCD⇔CRT with "Alt + 7 keys (not F7)", but it must be started in advance.
(Sometimes, when I switch screens with "Fn + F7 keys" and "Alt + 7 keys", the CRT screen may not appear.)
For future issues, I would like to be able to switch screens directly with "Alt + F7 keyss" without having to start it if it is made resident.
[2020/11/04]
PC110 6-inch WVGA-TFT Screen right justified, Win98
About a year and a half after cutting out the " IBM logo part" in the front frame , finally that I was able to bring the part back, both "hardware and software". (Fig.17)
With "automatic placement" on the " Win98 " screen, everything was ready.
(However, I have to cut out about 9 mm on the right side though. The screen is hidden a little on the upper and lower sides, but even if it is left as it is, it is hardly noticeable.)
To recover the full screen of " PC110 " that had disappeared by the " Vinegar Syndrome ", I decided to use "6-inch WVGA-TFT-LCD module", but at that time, I could only display to the left side. (Fig.18 [click])
I had no choice but to cut out the " IBM logo" on the left side (in terms of hardware), but if the screen can be right-aligned (in terms of software), It was a story that I didn't have to cut out this part.
I created " DOS version program ct65535a, c, d" that can be displayed with "TFT-LCD module" by changing the setting of "XR registers" of the " Display device C&T65535 ".
And the "ct65535e /mx" which modified these became possible to right justify by the required width (x: hexadecimal number).
(Although ct65535c /mf ("f" is max number) can be right-aligned with is a little insufficient in width, so in ct65535e /mx was changed/improved to be twice the width of "x")
However, these were only valid on " PC-DOS, MS-DOS ", so " Win95 , 98 ", let me use" DLPortIO.BAS " and Created with " VB6.0 ".
The "program name" and "option" are (Win95, 98 version) " ct65535w x", and the required right-aligned width x is specified by, for example, x=14 and a decimal number.
To execute this program, first execute " PORT95NT.EXE " (free to use and distribute), and then " DlPortIO "must be included.
The existence of this "IO driver" was very grateful to me ! (Thanks !)
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+++ Repair of the front frame and relay board +++
For the time being, I was able to confirm the right-aligned operation on the OS from " DOS " to " Win98 ". The " IBM logo part" (only the remaining part) of the frame was fastened with a black "hot melt bond" from the back side. (Fig.19)
This isn't as powerful as it is on the left, so I think this method of fastening is probably okay.
Looking back again, this "6-inch WVGA-TFT-LCD module" is full in the front frame.
However, there is a gap on the back of the module, so a small cushion material is attached. (Fig.20)
The "relay board" is the one before the final version that has been manually repaired.
This time, it was just the processing of the front frame, but due to the influence of the removal and installation of the FPC, defect occurred in the display function of the main body.
It seems that the output of the blue high-order bit (B3 or B4) is missing.
Previously, the output of the red high-order bit (R4) was missing, and it continues to this day.
... However, after leaving it to operate for a while, the blue color tone improved a little.
[2020/11/09]
PC110 6-inch WVGA screen right-aligned program ct65535w, e using
When the "6-inch WVGA-TFT LCD module" (800x480) is used as the display, the displayed screen is closer to the left end even if the module is placed all the way to the right.
As the programs to shift the screen display to the right by an appropriate amount width and shift it to an appropriate position in the front frame, I prepared the " ct65535w. exe "(for Win95,98 - Fig.21) and the " ct65535e.exe " (for PC-, MS-DOS - Fig.22 [click]).
Unfortunately, it hasn't worked well with "Pasonaware" yet.
Probably because "Alt + F7 keys" cannot be used.
(By the way, except for the exe file, it is a reference source. Since I have not created a manual, please refer to the ASM file )
In " DOS screen", only "ct65535e.exe" is required.
In " Win screen", it is better to use "ct65535w.exe" and "ct65535e.exe" (or ct65535c, d are avalable) together.
The reason is that "ct65535e" can start displaying the LCD screen from an early stage (Fig.21), but "ct65535w" prepares the entire screen at the final stage. (Fig.22 [click])
In particular, if it is forcibly terminated while "Win" is running, the next time you try to start "Win", you may be waiting for a "Yes/No" operation on the "DOS" screen. In that case, "ct65535e" is necessary / useful.
"ct65535e.exe" works by itself, so you only need to set it in the first line of "Autoexec.bat".
Since this program is resident, you can switch the display and repair it with "Alt + F7" and "Ctrl + F7".
Set "ct65535w.exe" in the form of "shortcut" in "Startup" in "Start Menu" (in the windows holder).
In addition, this program pre-installs " DlPortIO.dll ", " msvbvm60.dll ", and " oleaut32.dll ". But, it did not work with msvbvm50.dll.
If you do not leave it, the operation will not start.
" DlPortIO.dll " can be installed by installing " PORT95NT.EXE ".
The other two are by Mr. Kuutan of the software integration site " VECTOR " Minimum Visual Basic 5.0 runtime " and others.
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+++ Place to set +++
To run " ct65535w.exe " automatically, place the "shortcut" in "Startup" in the "Start Menu". (Fig.23)
At that time, the right-aligned width is specified by 1 to 2 decimal digits, but if an extreme value is specified, the screen may not appear, and I also ate a bubble. (Because there are no numerical checks or restrictions)
After the first run, the "icon" will (automatically) shrink into the "task tray", but can be expanded and manipulated as needed.
The "hot keys" are "Alt + 7 keys" (screen switching) and "Alt + 6 keys" (end of program), and F7 key etc. are not used for this.
" ct65535e.exe " seems to work even if it is placed near the first line of "autoexec.bat" (Fig.24 [click]) or near the last line in "config.sys".
On the "text screen", the display remains normal, but on the "graphics screen", the right edge of the screen is missing.
Replenish/correct this using "Ctrl + F7 keys".
Of course, you can get the same result with "Alt + F7 keys".
(The difference is whether to rewrite only one XR register value or a dozen or so values, but in the case of "Alt + F7 key", switch to "CRT display" once and then return to "LCD display". )
This program is automatically resident, and you can switch between the internal (LCD) screen and the external (CRT) screen with the "Alt + F7 keys".
However, depending on the operation status of the "Fn + F7 keys" on the main unit, the display may not appear on one side, so try operating the "Fn + F7 keys" and "Alt + F7 key" to display the desired display. Try to get the condition.