[030529/030531]
旧メイン機を、修復しました *追記あり
ある方のご好意でPC110の主基板(パーツ番号:84G7950)が入手(\8,000+税)できたので、壊れていた旧メイン機が修復できました。
初め声を掛けて頂いた時には、”ちょっと高過ぎるな”と思って二の足を踏んでいたのですが、最近の台所事情(?)から1台でも台数が多い方がいい事に思いが至ったので、お願いしました。(ご足労と、お手数に、感謝!<(_~_)>)
修復作業の結果、死亡中/部品取用だった機体が再び正常に動き出しました。
これで、拡張メモリのチェックや特殊OSの整備などが気楽に行えるようになりました。
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入手した主基板
基板は、ちゃんと帯電防止袋に入っていて、PCカード・ユニットやCFスロットは完備で、別に問題になりそうな点は無し。
ちょっと寂しかったのは、説明書などが一切入っていない事。(これはパーツゆえ当然かも知れません。その代わり?箱のラベルから、藤沢工場で1997年9月に作られたもの、と読み取れました)
こんなパーツが今頃まで残っているとは、思いもよりませんでした。が、こうして現物を見ると、”在る所には、在るもんだなぁ!”と感心した次第。(それにしても、御人の眼力は、並ではない?)
初トラブル?(キー一列入力できず)
修復作業は、(今までの反復練習?のお蔭で)それ程時間は掛りませんでした。ただ、組み込む際には、PCカード・ユニットは一旦外しておかないと、基板の出し入れにかなり苦労します。(と言うより、ほぼ無理か?)この基板は、敢えてマイクロ・ドライブ用加工はしませんでした。
組み立て終って、電源を入れ、Pasonawareを降りてPC−DOSを走らせてみたら...
”おや?Lキーの縦列が入力できませんよ!”
調べてみると、キーボード向けフラット・ケーブルの中央部のリードがめくれ掛けていました。(右写真)
(”やれやれ、この機体も相当草臥れて来てるんだ!もう、あまり開け閉めはできないよなぁ。”)
Win3.1を動かしてみて、色数が足りないなと思い256色用ドライバを導入したら、いきなりハングアップ...?...
”あっ、そうだ!パッチを当てないと。”で、FDD付きポトリを繋いで、パッチ用のFDを入れて、ドキドキワクワク。何か、初心に返ったみたいで、とても新鮮!
が、2回程DOSのバージョン違いで、_4エラー。インストール用ディスケットのDOSを使って、やっと_OKでした。
再トラブル!(右肩脱臼)
ディスプレイを開け閉めしてると、右肩脱臼症状です(オヤ、オヤ!)。でも、中の板は活きているので、直ぐ直せます。
簡単な手順(覚え書き)
1.本体の裏蓋を外す
2.赤外線受発光部の上の(矢印付き)小カバーを上に外す
3.キーボード周辺の細枠の左側奥のビス1個を外す
4.キーボード周辺の細枠を(折らないように!)外す
5.ディスプレイ左側の台座のビス2個を外す
6.ディスプレイ左側を後ろにずらして外し、少し右へ寄せて右側も外す
7.ディスプレイを、前に倒して寝かせて置く
8.右側内の板の孔に、細い六角レンチの短い方を差し込んで、上(手前)にこじる
9.中の板が、少し手前(右側)に倒れてくれれば、成功!
後は、戻すだけ。
現有機の問題と修復機の用途
今のメイン機(写真右端)は、随分頻繁に拡張メモリのテスト・差し替えをやって来ましたが、その度毎に主基板が撓るので気になっていました。もうそろそろ、そんな耐久試験は勘弁してやらないといけないでしょう。
それに、PCカード側にメイン・ドライブを入れて実験をするようになると、(スマ)ピコ・スロット側のドライブへの切り替えも、頻度が増えると結構面倒です。一々、FDを使ってFDISKで新ドライブをアクティブにしなければいけないから。
また、(差したままで本体をバッグに収納できるのが自慢?の)無線LANカードも、抜いて外に放り出したままになる事も、しばしば。
予備機(写真左端)は、参照用としてだけ使い、極力温存する方針。
それで、別途、実験専用機(写真中央)が必要だと考えたわけです。でも、この機体も新基板以外は、ハード面では大分弱っているはずなので、専らソフトと拡張メモリの差し替え実験程度にしようかな?と思っています。
(それにつけても、専用ポトリの欲しさよ!)
*追記 [0531]
(欲しさよ...)と願ったら、早速叶いました!
”ポトリ+ケーブル付きFDDが欲しい!32MB拡張メモリ1枚との交換で如何?”とのお願いを、表紙の「特設コーナ」に貼り出したら、早々に、ある方からご連絡を頂きました。そして、交換の約束ができました。吃驚と感謝!<(_~_)>
(おっし!これはその内、また例の一体化加工をしてやろう!→→→できました!)
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