[030914]
MI-610のタッチ位置不具合を、直しました.
不良の方のMI-610は、"タッチ位置不具合"以外は、これといって悪い所は無いので、(高い修理代を取られずに)何とか自分で直す方法は無いものかと模索していました。
ソフト的に補修する方法を執念深く探していたのですが、めぼしい内容は見付かりません。更に調べると、設定位置情報はリセットでクリアされるとの事が判明。
これでは、幾ら位置補正をしても、それが消失してしまい、意味が無くなります。
で、結局、(ソフトは諦めてハード的に)手持ちのタッチパネル(PC110実験用に買ったもの)と入れ替えて修復しました。
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処置.
手持ちのパネルを使えば、ほぼ正常になる事が分かっていましたが、そのパネルは、図柄シートが剥がしてあるし、汚れてもいるので、入れ替えはあまり気乗りがしなかったのです。
それに、交換作業がどの程度難しい/容易か分からなかったので、余計に躊躇していました。
しかし、ソフト的な処置では限界がある事がはっきりしたので、思い切って(渋々?)入れ替える事に。
やってみたら、思いの外簡単!(面倒なのは、むしろ、コネクタ類の取り外しと再嵌め込みの方)
まず、位置確認のために、フラットケーブルの孔部分などにマジックで印を付けておきました。そして、ナイフの刃先で短辺の角をこじったら、パネルが捲れてきます。
パネル枠面の短辺両側に貼り付けられている幅3mm位の両面テープは、そのまま再利用できるように、枠表面に残しておきました。
再貼付けも、それ程難しくはありませんでした。ただ、表示部を戻す際、液晶パネル用のフレキに強い癖が付いていたので、コネクタへ嵌め込むのにちょっと梃子摺ったかな。
高い修理代.
直ることは直りましたが、何だか面白くありませんねぇ。
手持ちだったとは言えパネルは\4,000+税+送料もしましたから、技術料を抜きにしても、決して安い修理代ではないからです。(手持ちのパネルが廃棄品などから回収したものであれば、また違っていたかも知れませんが)
それに、できればソフト的な処置だけで片が付く、つまりMI-610側で「位置設定情報」がフラッシュ・メモリにでも記憶されるようになっていればよかったのですが。(何故、リセットで設定値が消えるような方式に設計したのでしょうか?ワカラン!)
*追記 [0914].
と書いたら、「一言板」でBubbleさんからご意見があって、使用者がよくやる誤操作を救うのには有効だろうとの事。確かに、そうかも知れません。(自分の都合だけで、物事を考えるのはよくありませんでした。反省!)
(やれやれ、また、こんなPDAが2台増えてしまいました...ご希望の方には1台だけ、高値でお譲りしますが、如何?(^-^;)
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