[090907]
TP600Eを、更に強化しましたが
常用のメイン機TP600E改が、今、続投か?はたまた、主座交代か?の岐路に立たされています。
発端は、“大容量HDD-320GB搭載の可否”でした。
その320GBを載せるには、WinXPを使わざるを得なくなりそうなのですが、果たしてこのTP600E改が、その重荷に耐えられるか否かが問題。
そこで、(320GB搭載は一時保留して)このTP600E改が、何処まで機能強化が出来るか試してみました。
切っ掛けは、隣人さん、魔流さん、TUNEさん達の“シン・クライアント挑戦”。w(^^;
MMC-2の改造に関しては、Mr. David Harleyの記事「Mod」を参考に。Thanks Mr. Harley ! w(^^)
見掛け上、700MHzにはなりましたが、性能的には微妙。これに、320GB-HDD+WinXPを載せる勇気が、まだ湧いて来ませぬ。(120GB-HDD+Win2000のまま、また“ずるずると”かな?)
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CPU(MMC-2)見比べ
左写真の左側が、今回ネット・オークションで落札したMMC-2 700MHz。(総費用\3,240)
右側は、これまで使って来た500MHzのMMC-2 CPU。
どちらも良く似ていて、違いがよく分かりませんが、細かく見ると、今回改造に関連する箇所で、700MHz品では抵抗R10(抵抗値:約20KΩ)が存在するのに、500MHz品ではオープンでした。
また裏面に、制御用ICも有り/無し。
MMC-2 CPUの改造
ところが、素直に700MHzで動くと思ったのに、実際は550MHz。(100MHz x 5.5倍)
(伝聞だと)PentiumIIIが乗っているMMC-2は、Intel製Speed Stepと言うCPU保護(“熱暴走防止”の自動クロック・ダウン)機能が入っていて、それで抑制されているらしい。
その辺りの情報を探してネットを辿っていたら、“上記の記事”に出会い、それを参考に早速改造。(左写真)
付加する抵抗は2.2KΩと指定されていますが、R10が約20KΩだし、どうせプルアップだろうから、まぁ2.4KΩでもいいだろうと。
(ところで、直ぐ近くの電源用ICの“中央足”でも、電圧を測ってみた時にはよさそうに思えたのですが、ここへ接続する方法では、ダメみたい。左上写真<クリック>)
これに加え、裏面の丁度R10に信号を与える配線を、途中でカット。後で考えたら、制御用ICの足ピンを持ち上げておくだけでもよかったような。
(また、悪戯半分で、500MHz品も加工してみたけど、元々制御用ICも無いので無意味でした)
Intel SpeedStep
改造の結果、一応700MHz(表示:697.85MHz)になりましたが、困った事に何時もそうなるとは限っていない。
電源投入後、550MHzのままの事も。(何だ!これは?)
そこで、Intel Speed Stepを導入してみたのですが、これも良く分からんです!
常に、「コントロール無効」状態にあるようだし、これを“使用する”にセットすると、“再起動”に。(でも、それをセットしても、また「無効」に)
ただ、具合のいい事に、「有効」にセットすると再起動後では大抵700MHzになるので、手間が余分なのですが、何とか700MHzにする事は出来そう。(二度三度、失敗する時も。f(+,+;)
手元に、Intel Speed StepのVer2.1とVer3.1の2種があるのですが、どちらも効果に変わり無し。
(しかし...結構あれやこれや、手間が必要になって来ましたねぇ)
HDBENCH
さて、700MHzになったのはいいのですが、左図&<クリック>のように、700MHzと550MHzとでHDBENCHの値に、顕著な変化は見えませぬ!
数値的にも、体感的にも、それ程アップしていない!
毎回望みを懸けて、毎回裏切られるのが、“クロック・アップ”
期待出来ないのが分かっているのに、つい期待してしまう、この愚かさ、その悲しさ。orz
メモリ増量
おまけで、少しでも体感スピードを上げられないかと、“メモリの増設”を考えました。
で、日本橋へ出掛けて、メモリ“PC133 256MB 128bit”を1枚だけ買って来た。(\1,980税込)
左写真<クリック>下側が128ビット版で、このタイプでないと、TP600/Eでは認識出来ず。
...結果、数値的には、少しだけアップ!体感的には、??
(やはり、512MBまで上げないとダメかな?)
願望の楼閣
他の700MHz辺りのマシンだと、結構ネット接続などはスムーズなのですが、この(屋上階を重ねた!)強化マシンでは、まだ「アドレス解決をしています」などと御漏らしになり、未だにもたつきます。
儚い強化の望みでしたが、やはり現実は厳しい!
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