[020111]
ThinkPad310.
綾羅木さんのサイト(現在、リンク切れ)で、TP310系のCPUが換装可能だとの研究報告書(!)を見せて頂きました。
大変詳細で分かり易い内容に惹かれて、"これは、面白そう!TP315は無理だけど、TP310位なら手が出せそうだから、やってみたい。"との想い(!)止まず、漂白の旅に(?)。
ネットや現物を探し回ってみると、PC NETに、丁度現物中古TP310が数台ありました。値段は、17,800円+α。
無け無しのお小遣いをはたきました。(音読ソフト購入用の分が無くなった!)
実は、その数台が曲者。この店にしてはまったく珍しい事ですが、買って/交換して帰った機械が、尽く不調。
結局、2度の返品・交換でした。
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今年は(芽も出ず)運が悪そう...
初めはキー異常。2度目はトラックポイント異常。3度目はFDD異常(これは、店頭での確認だったので、危うくセーフ!)
最後に、取って置き(?)の1台を確認し、やっとOK。(フーッ!)
はい、"取って置き"のこれって、"IBMロゴの色違い品"なんですよ.....?マサカ!
単に、赤色が落ちてしまっているだけ。熱烈ThinkPadファンなら、これは許せないでしょうが、当主はこれなどには至極寛容。むしろ、キートップのテカリの方がキライ。
どんなもんだい?
まず、CD-ROM版Windows95をインストールするために、PC-DOSでSCSIカードをセットしてっと...あれっ?駄目なようです。
IBM版ソケット・サービス(IBMDSS01.SYS)から、撥ね付けられてしまいました。「PCカード・スロット(ツ)が見付からない!」んだそうです。
ドライバが良くないのか、ハードウェアが悪いのか、はたまたCardBus(Dis/Enb可)だからなのか、知識不足で分かりません。(今までの機種では、こんな事無かったので、オロオロ..)
期待していたのですが.
このTP310は、HDDの交換が大変楽なので、"サラッピンHDDに、OSを入れる際の作業用にも、利用しようかな?"と考えていたのです。
でも、今までと同じ方法では、DOS上からCD-ROMを読ませられないみたい。
TP365Xも、HDDの交換は比較的容易なのですが、これに比べると、ちょっと...
ですが、結局、TP365XでセットアップしたHDDを、使う事になってしまいました。
PCMCIAソケットが!?
ほにゃ?Win95上でも、PCMCIAソケットが変!何度消しても、TIのPCI-1131コントローラが性懲りもなく出て来ますよ。しかも、ビックリ・マーク付き。止むを得ず、今は「×使用禁止」に設定。(本来は、こちらの方を活かすべき、なのかも知れないのですが)
しかし、こんな状態でも、ちゃんとLANやインターネットに繋がるから、不思議。
追記:後日、上の2つPCICとPCMCIAを消したら、TIのPCI-1131がちゃんと収まりました。
余談はさておき、まずは、クロックアップから.
上述の"研究報告書"通りに、筐体後ろの小ビス4個を外すと、押さえ(スピーカのカバーも兼ねてる?)は簡単に外せます。後も、楽な作業でした。ただ、CPUと冷却ブロックの間に挟む熱伝導シートが、モロモロになっていましたので、これは、後日シリコンラバーでも買って来て、交換しないといけないですね。
今回は、グレードアップ用CPUがありませんので、クロックアップのみにします。
まず、200MHz。これは、あっけなくアウト。次に180MHzにセット。何とか動くようで周波数確認もできました。が、時折立ち上げ時にハングアップ。
こんなもんだい!
現在、166MHzで安定に動いています。ふーむ、これなら、敢えてTP310E(166MHz)を買う必要は無いかもね。
(MMX付きが必要なら、話は別)
ちょっと残念なのは、何とかTP560Eを超える180MHzで走らせたかったのですが、どうやら166MHz止まりのよう。
果して、こんな機械でも、K6-2を載せれば、360MHzで走るのでしょうか?
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