[050519]
TP600に、USB2.0を装備しました.
(鬼っ子メディア?)xDメモリの内容を読み込むために、TP600-45J(これって、もしかして本体/基板はTP600E相当?あん時、あれこれ入れ替えたもんなぁ)に、USB Ver2.0のポートを用意しました。
と言っても、備え付けのUSBポートではなくて、CardBus対応のUSBアダプタを使いました。
どうやら、備え付けのUSBポートはバージョンが低いようなので、こんな方式になったわけ。
左写真は、PCカード版USBにxD-USBアダプタを挿した図。
(尚、USBは上側スロットに挿し、下には無線LANカード(BUFFALO印のWLI-PCM-L11GP)を入れてますが、特に相互の干渉は無さそうです)
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経緯.
デジカメで撮った写真類を作業用TP600へ転送するのに、通常は(簡便なので)CF-USBアダプタを良く使っていますが、C-750UZ(xDメモリ・カード使用)の撮影データを転送する時だけは、カメラ本体から直接USBケーブルで転送する方法を採っていました。
しかし、USBケーブルがちょっと嵩張るし、机上が込み合っている時にはカメラ自体も邪魔です。
xD-USBアダプタ.
そこで、xDメモリが読み書き出来るxD-USBアダプタ US2-xDRW(USB 2.0対応 I-O DATA製)を買って来ました。(左写真の左側 \880税込...尚、右側はCF-USBアダプタで、下は各メディアの例)
ところが、TP600に備え付けのUSBポートでは上手く認識されず四苦八苦。どうやら、USBのバージョンが合わないようです。
試しに、TP560XのUSBポートでやってみたら、あっさりとこのアダプタを認識しましたから、アダプタが悪いわけでもありません。(つまりは、このTP600のUSBポートが未対応!?)
USB I/Fカード.
斯くなる上は、PCカード・スロットを使う手しか無い!と考えて、ジャンク箱からCardBus対応の無印!USBカードを取り出して来ました。(ホント無印ですねぇ)
このUSB I/Fカード(\1,980)は以前買っておいたもので、素性はよく分かりませんが、Win98では特別にドライバを用意しなくても使えました。(左写真、<クリック>で、ドライバ情報。充てられたコントローラには、NEC名が見えます)
これが動作するようにして、xD-USBアダプタを挿せば、上手く行きました。
備え付けUSBポート.
“今頃、なんだい?”と言われそうですが、TP600-45JのUSBは、USB 1.xだって事に、やっと気付いたわけです。
まぁ、仕様を良く見ていれば、注記に「将来出荷されるすべてのUSB対応機器の稼動を保証するものではありません。」
などと書いてあるから、元々USB 2.0なんかカバーしていなかっただろう事が、直ぐに分かったはずなんですが。
(何度も、xDアダプタを認識させるのに失敗した後で、実態を認識しました)
結果.
これで、鬼子メディアのxDメモリも、作業PCと素直に繋げるようになりました。
縮めて言えばそれだけの事なんですが、一時はUSB 2.0対応用にTP600X辺りでも入手しようか?と考えていた程悩んでいました。でも、(可哀相な)懐を思い遣って何とか思い留まったのが実情。
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