[080621]

PENTAX DL2の中古を、買いました.

PENTAX用ジャンク・レンズを買い込んでは直して(?加工して)いる内に、段々レンズが溜まって来てしまいました。
しかし、その後、ちゃんと写るかどうかを確かめるのに、一々フィルムを使って撮影・現像するには少々辛いものがあります。

その辛さ軽減には、やはり?テスト用冶具として「デジタル一眼レフ・カメラ」を使うしか手が無さそう。

そこで、思い切って中古を買う事にして、“出来るだけ安いPENTAX製デジタル一眼レフ”を探したら、「キタムラ」の「ネット中古」で、PENTAX *ist DL2を発見。

ネットで予約注文したら、近郊の「キタムラ」まで無料配送してくれました。(外観良、付属品一部あり、外箱無しのボディ\19,800税込み。左上写真の左端と、左写真)

これなら、古い一眼レフ用レンズも装着出来るし、レンズを替えながら何枚でもパシパシ撮れます。
レンズを弄った?後の結果なども直ぐ分かるので、大変便利!
(...とは言うものの、何だか本末転倒の感じが無きにしも非ず。カメラのためのレンズ...ではなくて!レンズ群のためのカメラなもんで)

以下のジャンク・レンズ群は、まだ疑念があったり、チェックが充分済んでいないので、これを利用して調べてみたかったのですが、生憎天候や時間に恵まれず。
取り敢えず、本体を(へなちょこ)三脚上に据えて、2秒の遅延シャッタを掛けて撮りました。
記録画素数は2,400x1,600でしたが、画質をうっかり「☆」に設定していた。(これは「RAW」か「☆☆☆」にすべき処で、大失敗!)従って、今回はほんの予備実験
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ZYKKOR 75-300mmジャンク・レンズ.
左写真は、滅っ茶!?重そうなので、“手持ち”で撮影が出来るかどうか興味があったのと、Kマウント似だったので、買って来たジャンク・レンズ。ZYKKOR ZOOM 75-300mm(\980税込み)

ところが、MZ-10SFXにマウントしてみようとしたら、上手く嵌まりません。

よく見たら、出っ張りが長過ぎる! で、金鋸で切り落としてヤスリで仕上げました。(左写真<クリック>で)
(地肌が出て光ってしまったので、後で、黒マジックを塗り塗り)

これの全長最大は、およそ21.5cm。重さは約750gなので、“手持ちの状態”で望遠写真が撮れるかどうかですが、今回は他のと同じように、三脚とディレイ・シャッタを使いました。

左写真は75mmで撮った2400x1600pixsを280x187pixsに圧縮、その<クリック>で、サイズ640x480に「部分切り出し」。

これを見ると、“あまり、鮮明じゃない!”ですね。(やはり、“「☆」画質”は拙かったかな)

COSMICAR 28-80mmジャンク・レンズ.
これは、“広角側に回らないという不良品”で、先日分解・修復したもの。

一応はズーム全域で使用可能になりましたが、50mm付近を通過する際かなり回転が硬くなるので、まだ“修復完了”とは言い難いのですが...

重さは約460gで、手元のレンズ群の中では2番目に重いもの。

望遠最大で80mmです。これで撮ったものを、左写真のように縮小(2400x1600を280x187)したら、本来の鮮明さは分からなくなりますが、「部分切り出し」(左写真クリック)で見ると、画像の切れはそれ程良くないようです。
(やれやれ、“「☆」の処理”が祟ります)

PENTAX-F 35-80mmジャンク・レンズ
これは、一番最初PENTAX MZ-10ジャンクを買った時に付いていたもので、素性がよく分からなかったのですが、PENTAX SFXで試写・比較していると、どうもピントが甘い感じ。
この甘さを、ちゃんと確認したくて、今回わざわざPENTAX *ist DL2を買ったようなものなんですが。

このレンズは、買ってから分解をしていないので、一度は分解をしてみたいのですが、特に重点的に見るべき所・手掛かりが無いので、未だにそのまま。
重さは約200gで、(Super-Takumarを除けば、)これが一番軽い。が、フォーカスは一番甘い。
左写真は、80mmで試写した結果。
“うーん、やはり、かなり切れが悪い!”今まで、何となく“甘い”と感じていたのは、正しかったようです。

手動フォーカスにして、ピントが合う前後で、幾枚か撮って比較したりしてみたのですが、どうもピントの谷が浅いような感じ。
本当なら、もっと深い谷になるのでは?と云う気もしますが。

問題は、このレンズの出荷時からこんな状態なのか?、あるいは経時・経年でこんなになったのか?って事も気になります。
(出荷時からこの状態なら、検査不十分?もし、経年変化だったら、何処がどう変化?)

反省.
今回は、試写に適した時間帯が取れず、天候も不順だったし、設定ミスも重なって、ちゃんとした結果が出ていません。出来れば次回、全部のレンズを、もう少しきちんと調べたいものです。

ただ、実用の面からは、軽くてズームの幅も充分なので、中型デジカメC-770SP-500の方を、主に持ち歩く事になりそうですが。
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