[080518]

レンズ群を、比べました.

先だって補修した一眼レフ用AFレンズを、まだまともに実写テストもしていないのが気になっていたので、暇を見付け、他の2本と共に紙袋に放り込んで、ちょいと公園まで。
Tokina SD 70-210(左写真の左)
smc PENTAX-F 35-80(中)
smc PENTAX-FA 28-70(右)
カメラは、PENTAX SFXで撮影し、現像は店に依頼して、デジタル化は、例のGT-8700+透過原稿ユニットを使用。
(一緒に、持って行ったPENTAX MZ-50は、途中で不具合が再発して、作業もフィルムも無駄になった!トホホ!)

レンズは、見た目通りに写すとしたら35-80mm辺りが無難らしいのですが、好みから言えば、70-210mmが具合が良さそうです!他方、28-70mmはワイドに寄り過ぎで、少し使い難い感じ。なので、実際に、外へ持ち出すとしたら、レンズは2本必要です。
(ある解説者によると、“素人ほど、望遠撮影が好き”なんだそうですが、まったくその通りかも。(^m^;?)

序に、デジカメOLYMPUS C-770で同じ風景を撮影したら、また、デジカメの良さを見直す事に。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
実写比較.
左写真は、Tokina SD 70-210で撮ったもの。
左望遠側、右広角側。

望遠側で、ターゲットを決めると、かなりそれへ近寄れます。
引けば周りとの位置関係も写せます。
左写真は、smc PENTAX-F 35-80で撮ったもの。
左望遠側、右広角側。

中心に目立つ建物を置いて、引いた時は、公園片半分位が写っているはずです。
左写真は、smc PENTAX-FA 28-70で撮ったもの。
左望遠側、右広角側。

広角側で、上部両角に見られる影は、スキャナ読取時のフィルムの反りが原因らしい。
レンズはOKの模様。

上の写真群は、午後4時過ぎに撮ったためか、かなり赤味の強いものになっています。広角にするほどその感じが強かったので、少し赤色を絞ってありますが、まだ不十分。(色味の拙さは、スキャナのせいか?)

仮評価.
当初の目的、“清掃したレンズsmc PENTAX-FA 28-70)が使える”って事は、一応確認出来ました。
実使用ではどうか、レンズ3本を試してみましたが、自己流の撮影方法だと、どうもレンズ2本は必要なようです。(でも、常時携帯だと重いしなぁ...)
幅を広くするなら、「210mmと28mm」でしょうが、少しでも軽くするなら「210mmと35mm」になりそう。

デジカメC-770では?

比較用として、(昨日撮ったデータをうっかりして、壊してしまったので、改めて)翌朝、同じ位置から、OLYMPUS C-770で、同じターゲットを撮影してみました。左望遠側、右広角側。

やはり、10倍ズームだと、ターゲットに相当肉薄出来ます。(C-770は、38mm〜380mm相当だそうですが)
それに、画像のメリハリも結構いいようだし。(おんぼろスキャナを介さずに済むからかな?)

印画紙での比較.

更に、画像を見る形態として「印画紙」ではどうか?が気になっていたので、フィルム像とメディア像の両方を、店へ持ち込んで、印画紙に焼いて貰いました。
出来上がった印画紙を並べて見比べると、C-770で撮った方が、PENTAX SFXのそれよりも、画像の鮮明度は、遥かに良!でした。

色味の違いなどは殆ど無いのですが、切れの良さは格段なので、どうやらこの“SFXジャンク”の方が、本調子ではないのでしょう。あるいは、撮影の仕方もあまり良くないのかも。

やはり、こうしたアナログの機械はちゃんとしたチューニングや撮影の技量も必須で、素人がちょっと弄った位では、出るべき性能も出ないのだろうと思います。

デジカメの方が使い易い.
結局、当方のように素人で非力で性急で効率重視の人間には、OLYMPUS C-770の方が向いている、と云わざるを得ないようです。
[表紙頁]へ  関連記事の目次へ  [一言板]へ