[080104]

C-760超ズームを、使ってみました.

購入・修理後、ずっと安置していたOLYMPUS C-760、偶には実戦で使ってみようと、初詣に持ち出しました。
結果、写真の撮れ具合は“鮮明度も十分で、申し分無し”でしたが、どうも操作性が良くない!

ケースからの取り出しや収納は楽ですが、電源の赤い押しボタン、うっかり二度押しし易くて、レンズが出たり、入ったり。
それに、HQ(2048x1536)で、撮影後記録完了までに3〜4秒掛かります。xDメディアに(一番安い)Mタイプを使っているせいもあるけど、C-770SP-500だと、同じメディアで1〜2秒だもんなぁ。

この遅さは、静止物だとあまり苦にはならないのですが、動く物が対象だと、かなり辛い!だから、出来るだけ沢山撮って、“当りがあれば、幸い!”って事になります。
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ケースと携帯性.
旧型10倍ズーム機の中では、このC-760/C-770系は、一番コンパクトな部類ではないかと思います。(尤も、最近では薄型10倍ズーム機も幾種かあり、興味もあるのですが)

これらの専用ソフト・ケース、腰のベルトに保持出来、予備バッテリも2個詰め込んでおけるので、携帯が楽で、大変気に入ってます。(他方、SP-500で使っているような、セミ・ハードは嵩張るので、“肌身離さず”は難しい)

今回、このC-760を、行きから帰宅までずっと腰に携帯していましたが、運転の邪魔にもならず、乗り降りの際にもそのままで、撮りたい時に直ぐ取り出せる便利さがありました。
(でも、起動が遅いので、取り逃がす/撮り逃がす事は、何度かありましたが)

撮影−1,2
正月2日に、(空の晴れ具合と、気まぐれで)ちょいと三重県・桑名まで足を伸ばして、多度大社に詣でて来ました。
人出はまぁまぁでしたので、“事物だけの撮影”にも左程苦労はしませんでしたが、やはり、タイミングをミスると画面内を人影が横切ったりします。
時には、歩いて来る人達が立ち止まって待っていてくれたりして、恐縮する事も。(これは、こちらのミス!)

カメラを仕舞って、無料駐車場まで村の中の路を歩いていたら、何だかギョッとするような光景。(左写真<クリック>で)
犬や猫なら、多分、こんな扱いはされないだろうけどなぁ。(それを撮っていたら、その家のワン公に吠えられてしまった)

撮影−3,4
このマシン固有の特性なのかあるいは腕の問題なのか?(非マクロでの)近接撮影が難しい時が。
全体のレイアウトと対象物の大きさ&距離が上手く整合しなくて、止む無くピント優先で撮影すると、対象物が小さくなり過ぎるって事が、よくあります。

左写真は、花を大きめにしたかったので、後でトリミングしたのですが、本当なら撮影時にピシャッと?!合わせたいのです。(普段、風物写真は殆ど“後トリミング”はしない主義だもんで)

左写真<クリック>で、地上高138m?からの俯瞰。しかし、写真を小さくすると、全然迫力が無いですねぇ。高所恐怖症の人に怖がって貰おうと、色々、撮り方を変えてみたのですが、そんな愚策だけでは無理みたい。(-.+;?

結論.
このC-760、携帯性はいいけれど、もっと使いこなしてみようと云う気になり難くかった。
むしろ、C-770の方が気に入っているので、それとSP-500との使い分けに腐心しそう。
それに、薄型10倍ズームも興味があるので、C-760はやはり安置型になりましょうか。

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