[060608/060701]

Fiva501で、ミニ・モニが出来ました   追記あり.

実験で上手く動作したので、コントロール・ボードを手製ケースに入れ、前回のこれに背負わせたら、一応スタンドアロンの立派な?液晶ミニ・モニタが出来上がりました。

電源は何とか12V 1電源になりましたが、電源スイッチは逆に1個増えて、都合3個になってしまいました。

大方のノートPCの出力画像はちゃんと表示が出来ますが、デスク・トップ機のひとつではまったく表示が出ずで、まだ完璧ではないようです。_これは、追記参照_

SVGAモニタとしての表示品位は、本来のノートPCFivaに比べて遜色ない程良質!_クリックで、本来のPCと並べてみた様子。左がミニ・モニ_
それにしても、実にコンパクトで、ホレボレ! ま、世の中の大サイズ志向には逆行しておりますが。(^-^;?_
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追加箱と接続.
最初、コントロール・ボードを、内蔵出来ないかと眺めていたのですが、メイン・ボードも除かないと、到底無理!が、それも不可!

そこで、別ケースに入れる事にして、手持ちの折り曲げ機で、両側をコの字に折り曲げたあんちょこな箱を作りました。それと、OSD制御SWボード取り付け用の天蓋と。
使った板は、富士シャーシC10-2515_\80税込_とC10-2010_\60税込_をそれぞれ1枚ずつ。足した部品は、スナップSWとDCジャック。
_もう少し形の良い箱にしたかったのですが、力量不足で..._

キットのワイヤハーネスは、切り崩してしまうと後で困るだろうと思ったので、電源線やOSD制御線などは別の線を使って、基板に直接半田付けしました。

使用電源とコネクタ部.
ところで、電源は、コントロール・ボードは12V、元Fiva501は15Vと、2電源が必要なのですが、面倒なので、両方12Vで動作しないか試してみました。
結果、元Fiva501の、本来は緑色の電源ランプが、_怒ったような_橙色になりますが、動作に異常は見られません。で、「12V単一電源」で行く事に。

コネクタ類は、自分の好みで左側に集中。余分に付けた電源SWは「一挙切断用」で、元Fiva側が、SWでの電源断が大変鈍いのに嫌気が差したのと、電源は完全に切ってしまいたいので。

今の処、_巧まずして_適当な角度で傾いて立っていますが、いずれ後ろに、スタンドかアームかを取り付けようと思っています。

色々不具合.
外付けモニタだから、当然デスクトップで使えないといけません。そこで、MA56H_記事1_やMA10T_記事1記事2_に繋いでみました。

そしたら、“おや、まぁ!MA56Hでは、何も映りませんよ!”幸いMA10Tの方は問題なく映りましたが。_左写真のクリックで、その様子_
_MA56Hで映らない理由は、調べるのが面倒だったので、今は不明_

この映らない画面で、1/3、2/3辺りに境目が見えていますが、実はこのパネルではVGAやXGAを表示させると、ちょうどこの付近で、少し文字欠け_上部/下部の消え_が起きます。
コントローラの設定条件の問題なのかも知れませんが、弄れば治るパラメータが何なのか、未だよく分からないので、そのままにしてあります。_因みに、SVGA画面の表示では、まったくそれは起きず、至ってスムーズなんですが_

瓢箪駒.
以前、さる巨大掲示板で、“ノートPCの液晶が勿体無いから、モニタとして活用できないか?”と云うテーマで議論があったような憶えがあります。
それ以来ずっと、気になっていたのですが、小型のコントローラ・ボードが入手出来るようになったので、実現の可能性が出て来たと云うわけ。
限定的ですが、LVDS方式なら実現は容易そうです。_まぁ、配線の面倒さはありますが、理屈ではTTL方式のパネルでも、やってやれない事はないでしょうね_

尚、先日買い足したTTL方式のキットの方も、ちゃんと動き出しました。紹介はその内に。


追記 [0701]

上記で、MA56Hでは映らないと書きましたが、あまり丁寧に調べていなかったので、今回偶々別件で繋いで見るついでがあったので調べたら、“なーんだ!”と云う結果になりました。

PCの垂直リフレッシュ・サイクルが75Hz_800x600モード_になっていたので、これを60Hzに替えたら左写真のようにちゃんと映りました。

コントローラLSI gmZAN3の資料には、確か「XGA 85Hz」までは対応出来るとの記述があったような気がするのですが。_ボードに載せたら性能が落ちたのでしょうか?_
まぁ、終り良ければ・・・で、ちゃんと映れば多少の設定の面倒さには眼を瞑りましょう。

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