[110501]
PC-LL550/BDジャンクの蓋ラッチを、補修しました
先般から、PC-LL550BDの蓋ラッチの修復に挑んでいましたが、へろへろさんからアドバイスを頂いて、心/芯棒を入れる方式にしたら、見事!先っぽを固着出来ました。感謝!<(_"_)>
それまでは、何度トライしても上手く固着出来なかったので、途中で沢山の逸話_エピソード_が出来ました。
どうやら、形を整えるために、接着剤が固化する前の柔らかな内に_“まだ、可能だろう!”と、_少し動かしたり、していたのが拙かったようです。
「微調整」を、接着した直後だけに抑え、後はぐっと辛抱したのと、心/芯棒を入れたのが効を奏したのだろうと思います。何れにせよ、これで暫く持ち/保ちそうなので、有り難いことです!_左上写真_
このマシン、外観も性能も良いので、段々気に入って来ました。(先っぽの孔も、愛嬌!)(左上写真クリック)
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エピソード−1
先日、2液混合接着剤でやってみたのですが、やはり失敗でした。
次に、プラリペアを使って接着してみたら、結構強そうな感じがしたので、装着し、具合をみました。(左写真)
一見、上手く行ったように見えた。。。
が、ポロリ♪(左写真クリック)...残念デシタ。
取れた小片の方は、溶剤で融けた様子が無いですね。_確か、多少融けて、固着するはずだったのですが、材質が違ったかな?_
エピソード−2
これは、何を言うまでも無く、向きが逆!(左写真&クリック)
_慎重にやった割には、この様(ざま)なんですよねぇー_
...勿論、泣く々々、ぺキリ!_Pekiri!_と折り取って、後に残った接着剤を綺麗に取り除きました。
ここで、はたと気が付いた!
常々、固着性が悪いのは、接着した後、“接着剤が柔らかい内”なら、多少傾き調節などのために動かしても良かろうと考えていたのですが、実は、限界時間を超えた所で、動かしてしまった“悪技”だったのではないか?
特に、速乾性のものは、急速に固まるから、限界時刻以後に動かすと、表面から接着剤が遊離して/剥がれてしまう可能性がある!...と、まぁ、そんな風なことに気が付きました。
エピソード−3
そんな処に、へろへろさんから、「心棒」のアイデアを頂いたので、“あ、なるほど!確かに、これは良い!”と、早速、採用させて頂きました。
心棒方式だと、接着した後で、“向き”だけに注意すれば、後からコテコテと余計な“位置補正”を、せずに済みます。
更に、固定強度も増すから、一挙両得/一石二鳥!
で、1mmφのドリル刃で穴開け。(左写真&クリック)
_ただ、このドリルは、電池の3Vではトルクが不足するので、外部電源を使い、約3.5Vを供給してブン回し!...が、やり過ぎて、小片の先まで孔を開けちゃった♪_
2液混合接着剤で固定
心棒として、生憎、鋼鉄系のものは細過ぎるのしか無かったので、太さがちょうど良い硬銅線の切れ端を使いました。(左写真)
そして、2液混合接着剤を練り合わせて、これに塗り付け、上から“長い方”を乗っける方法を採りました。(左写真クリック)
これだと、下の小片の設定がちゃんとしていれば、向きや傾きを一発で決められます。
_ただ、実際には、少し重心位置がずれていて傾きましたが、それは緩くくっ付けたセロテープで、動かないように留めた_
完成形
今度こそ、固着強度も十分あるようで、完成。
...と思ったのですが、実際に嵌めてみると、フックの方の長さ/高さが足りなーい!下の孔までちゃんと届きませぬ。
_うむ、これは“小片”の切り出した時の状況を考えれば、当然短いから、止むを得ないか...左写真<クリック>_
で、頭の内側を「平やすり」で削って、何とか合わせ込みました。
結果、ぴったり!そして、程好くバネも効いて、蓋を閉めた時、パチン♪と軽快な音がします。
こんな音は、普段は何とも思わないのですが、今は格別!...やっと成功です!
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番外編
今回の作業中、同じ物を安く入手出来ないかと探したのですが、ジャストなのは無し!
写真で見て、近いかなと思ったのを2個買ってみましたが、どちらも合わず。
左写真左:LL5504D/6D用_\290送料・手数料込み_、右:VY10用_\265送料・手数料込み_
やはり、同一機種名の物でないと、微妙な処も違っていて、使えませぬ。_因みに、左側のは、爪の位置が合いません_
ところで、このマシンに付いていたバッテリ、今まで調べていなかったので、バッテリ・リフレッシュを2度ほどした後で、BBENCHで様子を見ました。(左上写真クリック)
急激に上げ下げして、何だかヘン!?ですが、必要時間_5〜10分間_以上_約70分間_は持つ/保つようで、十分満足!
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