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[二〇十八年十一月二十二日]
PC110 TFTパネル化 15 起動不調 

時々、動作させて様子を見ていた「6型TFT代替機 PC110」、うっかり主バッテリを外した為に、「CFスロット(のWin95)」から起動出来なくなってしまった!
(これの補助ボタン電池、接触が悪くてちゃんと働いていなかったらしい。更に、後日、ある方のご指摘で気が付いたのだが、もう一つの内蔵バッテリ(俗称:ひょうたん電池)も、既に取り外してあった)

さぁ、困った!(図1)
...これは、「ポトリ」と「外付けディスプレイ」を使えば何とか出来るはずだったんだが、どうも上手く行かない!?
仕方無く、これ単独で何とか出来ないかと、頭を絞った。(だが、出て来るのは、汗ばかり?)

結局、(支障になる)「無線LANカード」は外してしまって、「Win95入りCF」を「PCカード・スロット(下側)」に差して、やっと起動させることが出来た。(図2<クリック>
(しかし、後で「無線LANカード」を差してみたら、“起動”はするその不思議さ!?)

取り敢えず、Win95が走るようにはなったが、この構成では、ネットに繋げる可能性が無くなったのは、甚だ面白くない。
やはり、「CFスロット」側から起動出来るようにしたいが、そうするには、「ポトリ」+「外部ディスプレイ」があっても難しいのかな?

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+++ 起動スロットを変える +++

主バッテリ、補助ボタン電池の両方を外してしまう(図3)と、起動順序は「FDD」、「PCカード」、「内部フラッシュ」の順になっているはず。(図4<クリック>
実は、「TFTパネル代替機」では、この起動順序の設定・変更が出来る画面を見ることも、操作することも出来ないという不便さ/不都合さがある。
だが、標準状態なら「Win95入りCF」を、「CFスロット」から「PCMCIAカード」の方に移せば、起動出来るはず。

ということで、移してみた。
しかし、起動はするものの、何故か“Win95の初期画面”で停まったままになる。

試しの処置として、(Win95の)“AUTOEXEC.BAT”を編集。
 *PS2 _@ATA Primary/Secondary (影響無し)
 *PS2 _@PCIC Enable/Disable (初期画面も出ない)
などを書き込んでみたが、いずれも初期画面から進まず。
時には、散々待たされた挙句に、“IOエラー”とかで、ダウンされてしまうこともある。
まぁ、Win95の“AUTOEXEC.BAT”の中からでは、あまり難しいことは出来そうにないんだが。(苦笑)

「無線LANカード」は、害がありそうなので、これを外した後、暫く、ああでもない、こうでもない、とやっていたら、何時の間にか“Win95の初期画面”から先に進むようになり、起動するようになった。(??!)
結局、“PS2コマンド”はいずれも不要・無用だった。

それで、起動出来るようにはなったが、以前は可能だったインターネット接続の為の、「無線LANカード」が使えなくなるのは、辛い!


+++ 無線LANは? +++

昔、下側スロットに「起動メディア CF入りPCカード」、上側に「無線LANカード」を差して、LANに繋ごうとして悪戦苦闘した挙句、上手く行かなかったこともあったので、無理かな?と思いながら、試してみた。(図5)

ドライバを食わせてみた(図6<クリック>)けど、やはり“PCカード・サービス”も“無線LANカード”も正常に機能しない!と出る。
今時、インターネットに接続出来ないノートPCなんて!保守する価値が有るのか?と、自分を責めたりして。(苦笑)

何とか、初期設定状態を変えて、「ポトリ」&「外付けディスプレイ」無しで、“CFスロットからWin95、Win98を起動出来る手法”を編み出せないか?!と思う今日この頃。


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