[030126]

TP530Csを、CPU換装で壊してしまいました.

TP530Csは、クロックアップや静音化以降、ずっとプリント・サーバとして使ってきましたが、電源ON/OFF時の動作が結構トロイので、もう少しスピード・アップさせようと、CPUのAm5x86への換装にトライしてみました。

が、この処、失敗していなかったメモリやCPUの換装ですが、今回は見事に!失敗。(ザマミロ?(^^;;)

失敗の原因は、元のCPU(486DX2)の取り外しにホット・ブロアを使ったために、基板内部の配線が傷んだのではないかと...(後日、この疑いは晴れました!
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CPUの取り外しと入れ替え.
CPU取り対象機は、例によってこき使われたAMiTY VP(これも、やはり\1,980+税)。
でも、CPUはまだまだ元気なはず。
Jrmoldさんの冗談によると、「AMD CPUには、S社タイマなどは入っていない」とか)

TP530CsのCPUは、写真のように鮮やかにi486DX2のマークが!
それでつい、足切りなどをせずに奇麗に外してやろうと欲気を出して、ホット・ブロアで外しました。(左写真の<クリック>で、取り外したCPU)

TP530CsのCPUは、写真のように鮮やかにi486DX2のマークが!
それでつい、足切りなどをせずに奇麗に外してやろうと欲気を出して、ホット・ブロアで外しました。
・・・ "これが、i486DX2だ!"...って、別に珍しくもないのですが)

左写真の<クリック>で、TP530Cのメインボード。

液晶の表示不良が発生.
CPUを何とか彼とか換装した後、再封入し、電源を入れたら、通常通り立ち上がって来ましたが、表示が何やらチラチラ。...暫くしたら、消えちゃった!

芋半田.
それで、コネクタ部を外そうとしたら、ボロッとフレキ全体がコネクタから剥がれてしまいました。(経年変化で、半田がイモになっていた)

事ほど左様に、旧い機種は気が付かない所に、色々傷みがあるようで、油断ができません。
兎に角、2つのコネクタの端子群を、サンド・ペーパでよく磨いてから、半田付けし直しました。

再び、コネクタを装着して、電源を入れましたが、今度は立ち上がらず...?
(LED類は、一瞬全部点灯。メイン・ドライブをCFからHDDに替えてみると、モータの回転音はしますが、先へ進まず)

ところが、電源を抜いて1昼夜放置して、翌日また電源を入れると、一度は[ERROR]表示辺りまで進みます...?
(最近は、夜は冷えますからねぇ。基板も縮んで、配線が繋がるのかなぁ)

CPU端子のチェック.
何度もCPUの足ピンをチェックしましたが、どれも奇麗に(?)半田付けできています。

でも、念のため、追加で半田した上に、再度テスタで導通チェックもしました。

クロック信号やアドレス、データ端子、電源電圧など主なものを当たってみましたが、出るものは出てます。む!CPUは活きてる?(左写真の<クリック>で、のシンクロ・スコープの波形は、上がA2端子、下がD0端子のものです)

こんな無手勝流に近い方法で、不動原因が分かるはずもありませんが、以前にTP230Csで成功した方法と違うのは、CPUの外し方なので、今は真剣に(?)ホット・ブロアを疑っています。(これは、後で濡れ衣である事が判明)

仕方が無いので、暫く、このままCPU端子周りの信号でも眺めていましょう。
(尚、プリント・サーバには、当面チャンドラを使う事にしました)

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