[040219]

ThinkPad390を、点訳専用機にしました   *廃棄.

TP370Cは、家人が点字翻訳専用として結構長く使っているのですが、最近キー入力の不調が酷くなって来ました。また、予備機の方も(何度も・幾つも、FDDユニットを入れ替えてはみるのですが)、頻繁にFDの読込みに失敗します。
(キーボードの方は入れ替えれば、何とかなるでしょうが、)そろそろ当苑の機種の世代交代を考えようかと思っている事もあって、これらは処分(廃棄)する事にしました。

その代替機として、(ジャンクの)TP390を買って来ました。(\7,980+税)
まだ試験運用中ですが、"特に不満は無く、キーは前より軽い"との事なので、早晩これは本採用になるでしょう。
(画面も広くなり、処理も速くなってるはずなんですがねぇ...これらは、あまり評価されてないようで...(-^;?)
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状態.
程度は、価格相応でしょうか。ジャンクなのであちこち不具合があるかな?と思っていたのですが、今のところ"(サウンド)が出ない,モデム・ボードが入っていない"事くらいで、表示などは一杯にセットすると眩しい程です。
キートップのテカリはそこそこありますが、外観はまあまあで、上記の欠陥が無ければ、今なら2万円前後の中古品相当でしょうか。

目下、TP560/E/Xが余り始めているのですが、点訳用としては原稿類のやり取りにFDが不可欠のようだし、一方で机の上は作業資料類で一杯になるようなので、外付けタイプのFDDは邪魔で不向きでしょう。
そんな事から、オールインワン型のTP390にしたわけです。(まあ、CDDは、おまけということで)
(実は、オールインワン型なら、既に、TP380ESatellite325CDTなどがあるのですが、やはり...当主としては、違ったThinkPadも見てみたくて)

オーディオの怪/快?
始め、オーディオのドライバ類は素直に組み込まれたので、"問題無し!"と思っていたのですが、OS起動時に音は出ないし、ラッパのマークも出ていません。
ところが、色々調べた挙句、試しにやってみたら、妙な事にCDだけは正常に再生できるんです。

その切っ掛けは、「サウンドレコーダ」で録音機能を調べていた時、何やら微かな反響音が前面から聞えた事です。
そこで、「MagicWave3DXConfig」で「マイク 音量設定」を20dBアップにし、尚且つボリューム・ゲインを最大にしてみました。結果、耳を劈くような"ピー"っという大きな発振(ハウリング)音が出て来ました。

"ふむ、サウンド系は入り口も出口も、大半が活きているな!"という事で、試しに音楽CDを入れてみました。そしたら、妙なる?楽曲が流れ出て来たというわけ。

でも、この音質は頂けませんねぇ。
むしろ、TP380ESatellite325CDTの方がずっと良い音です。そう言えば、TP600の音質もあまり良くないです。やはり、共鳴箱が薄っぺらなせいでしょうか。

その他.
データCDの読出しの方は問題無くできますので、(まず使う事はないだろう)モデムと(やる事はなさそうなゲーム用)サウンドが無い以外は欠陥無しと言う事になりました。

HDDは(勿体無いけど)15GBの流体軸受け(IC25N015)を入れました。これで、カリカリ作業をしながら、静かに(悪い音で?)CDのBGMを楽しむ事もできるでしょう。
このマシンを概評すれば、点訳などの通常の作業用ノートとしては、十分満足できる性能・機能だと思います。(数値的にも233MHzなら、"ワンランク・アップ!"としていいのではないかと)

(さて、これで財務省長官どのの覚えが、更に目出度くなればいいのですが...)

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